はじめに
今週(2025年7月19日〜25日)は、ビットコインが久しぶりに“ちょっと一息”ついた週だったね。
前の週に史上最高値の123,000ドルをつけて、これからどう動くのか注目が集まってたんだけど……今週はちょっとだけ下がって、調整ムード。けど、ぜんぜん悲観するような流れじゃなくて、むしろ“健康的なクールダウン”って感じだったかな。
先週のクリプトウィークで7月18日にGENIUS法が成立、Clarity法案は下院を通過したことが市場心理に大きな影響を与えていて、
その余波で 119Kドル台まで上がる雰囲気が続いてた感じ。けど、今週は少し利確と調整が入って、115Kドル台までの下落もあって…
とはいえ、今のところは「健康的なクールダウン」みたいな動きかな。
ということで今週も、価格の動き・ニュース・テクニカル・SNSの空気感までぜんぶまとめてお届けするよ。
来週に向けたヒントもあるから、「最近ちょっと相場追えてないかも…」って人も、このまとめだけチェックしてもらえれば大丈夫。
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今週のビットコインは、120,000ドル目前まで戻す場面もあったけど、全体的には調整色の強い1週間だったね。特に週後半は115,000ドル付近まで押されて、「短期利確」と「再度の押し目買い」が交錯する、レンジ相場的な展開だったよ。
以下は、日別の高値・安値・終値のデータを表に整理したものだよ:
日付 | 高値(USD) | 安値(USD) | 終値(USD) |
---|---|---|---|
7/20(日) | 118,860 | 116,515 | 117,297 |
7/21(月) | 119,634 | 116,541 | 117,388 |
7/22(火) | 120,253 | 116,199 | 119,965 |
7/23(水) | 120,089 | 117,345 | 118,763 |
7/24(木) | 119,459 | 117,141 | 118,311 |
7/25(金) | 118,449 | 114,843 | 117,632 |
7/26(土) | 117,944(暫定) | 116,407(暫定) | 117,811(暫定) |
※7/26(土)は米市場終値確定前のデータで、多少の変動あり。
今週の価格ポイント
- 週の高値:120,253ドル(7/22)
- 週の安値:114,843ドル(7/25)
- 週の終値:117,800ドル前後(暫定)
- 値幅:約5,400ドル(高値〜安値)
今週は、先週の高値(123K)からは下がったけど、それでも週中には再び120Kに迫る動きもあって、強さは残ってたよ。ただ、週末にかけて利確売りが出て調整入りという流れ。
特に金曜の安値114,843ドルは、一瞬ヒヤッとする場面だったけど、すぐに反発して117K台まで戻してるから、下値では買い支えも感じられるね。
この価格推移をベースに、後半のテクニカルや市場心理と照らし合わせると「押し目狙いの冷静な相場」って印象がより強くなってくるかな。
主な出来事・イベント・ニュース(7/20〜7/26)
大企業・機関によるビットコイン買いの加速
- 7月21日、Trump Media and Technology Group(TMTG、トランプ氏のTruth Social親会社)が、約20億ドル相当のビットコイン購入を発表。流動資産3 Bドルのうち約2/3をビットコインに振り向ける大規模戦略。さらに3億ドル相当のビットコインオプションにも投資予定で、トークン発行の準備も示唆されている。
- MicroStrategyは7月14日〜20日に6,220 BTCを追加購入し、保有総数を約607,770 BTCに引き上げ。また、同社は7月26日に新たな優先株(STRC)を28百万株発行、25億ドルを調達しビットコイン買付資金とする計画を発表したよ。
- さらに企業全体としては、2025年7月時点で企業のビットコイン保有が前年から120%増加し、総保有枚数は約859,000 BTC(流通量の約4%)に達したと報じられてる。
規制と政策・制度関連の進展
- 先週成立したGENIUS Act(安定コイン規制法案)の影響が今週も強く残り、Ethereumなどの規制適用に注目が集まった。特にGENIUS Actにより、1:1保証されたステーブルコインには厳しい監査・透明性要件の導入が規定される。
- このほかDigital Asset Market Clarity Act(Clarity Act)やAnti‑CBDC Surveillance State Actなど重要法案も可決済だが、上院での審議待ちの状態で、今後の影響にも期待と懸念が入り混じっている。
- またJPMorgan Chaseが、顧客のビットコイン・イーサ保有を担保とするローン提供の検討をし始めたとの報道も。これは次世代の暗号金融サービスの一端として注目されてるよ。
価格・市場データの動き
- 7月25日時点でビットコイン価格は約115,002ドルまで下落し、7月初旬の最高値約123,000ドルから▲6%超の調整が進んだ。Open interest(未決済建玉)は44.5兆ドル規模にのぼり、投機的取引が依然活発だったことを示している。
- また別報ではビットコイン先物のOpen interestが57.4兆ドルを突破、ETFへの資金流入も7月だけで34億ドル超、うち2日間で22億ドルが集中したと伝えられており、投機というより機関の「本気買い」が進んでいる構造も読み取れる。
市場全体とトレンド
- こうした動きを背景に、企業の“Crypto Treasury戦略”が夏以降急増していて、2025年だけで860億ドル以上の資金が暗号資産買いに転用されているとの声も。
まとめ表
日付 | 主な出来事 |
---|---|
7月21日 | TMTG が20億ドルのBTC購入発表 |
7月14‑20日 | MicroStrategyが6,220 BTC追加購入 |
7月26日 | MicroStrategyがSTRC株発行で25億ドル調達 |
全週 | 法案(GENIUS等)の影響継続、JPMorganが暗号担保ローン検討 |
7/25 | BTC価格115Kドル台まで調整、OI記録更新 |
7月 | ETFに34億ドル超流入、企業保有が120%増加 |
次はこれらニュースをふまえて、【相場の動きの要因分析】に入っていくね。
今回も、直近のデータや制度トレンドをきっちり芯にして書いていくよ!
相場の動きの要因分析(ファンダ × テクニカル × 出来高)
ファンダメンタルズ(ニュース要因)
- 企業の大口買い
Trump Media(TMTG)が約20億ドル相当のビットコイン買いを発表し、MicroStrategyも週前半に6,220 BTCを追加購入。さらに7/26にはSTRC株発行で25億ドルを調達予定と報じられたよ。これは、相場の上昇期待に直接つながる材料だったね。 - 政策と制度の流れ(先週成立の影響)
7/18にGENIUS Actが成立したことで、安定コインに対する監査・透明性強化が義務化。今週もその強気影響が残っていて、“規制が整備されて市場成熟が進んでいる”という安心感になっていたよ。 - 金融機関の取り組み
JPMorganが顧客の暗号資産保有を担保としたローンを検討し始めたとの報道で、ビットコインの金融的実用性にも新たな光が差し込んでる印象。これまで以上に伝統的な資本市場との接点が強まりつつあるよ。
出来高・建玉(マーケット構造)
- 未決済建玉(Open interest)の拡大
BTC先物のOpen interestは約44.5兆ドル〜57.4兆ドルと過去最大水準に。これはETFや機関投資家による本格ポジショニングが進んでいる証拠で、“相場が仕手的ではなく構造的に強くなっている”サインだね。 - ETF向けの資金流入
7月だけで34億ドルを超える資金がビットコインETFに流入。特に2日間で22億ドルの集中投資もあって、短期間で巨大な需給圧がかかった状況だったんだ。
これらから、ビットコイン相場は「個人の投機」よりも「制度・機関ベースの買い圧」が底支えしている構図。当面は上昇余地があると捉える投資家が増えた感じかな。
総合評価:今週の相場の「空気感」と心理
- 全体:構造的買い主体の穏やかな上昇→調整
個人の投機的クレイジームードではなく、制度と企業主導の堅実な買い。相場は安定感あり。週後半には利益確定とレンジ調整。 - 市場心理:冷静な“押し目狙い”ムード
“ここで売るぞ”よりも“下げても押し目で拾っていこう”という意識が強くなった印象。
7/20〜26のビットコイン H4 テクニカル振り返り

チャート全体の印象
- 7月22〜23日にかけて直近の戻り高値をつけたあと、下落→反発というV字的な形になってる。
EMA分析(移動平均線)
- 赤=EMA25:上から蓋をしていたけど、7/26にかけてローソク足が接触・突破を試す展開。
- 黄=EMA75:週前半は機能していたけど、週後半はこのラインがサポートにもレジスタンスにもならず、真横推移してて方向感がない。
- 青=EMA200:下で安定して上昇中。価格はまだこれより上にある=中長期は上昇トレンド維持中。
➡ 現在はEMA25(短期)と戦ってる最中。明確に超えられれば、再上昇の兆し。
MACD(下段)
- 両ラインは依然下向きで、デッドクロス継続中。
- ヒストグラムはずっとマイナスで推移。ただし、一番深い位置からは少し戻りつつある。
➡ モメンタムはまだ弱いけど、「底打ち感」は出始めてる状態。
RSI(最下段)
- RSIは30台後半→49まで回復。ギリギリ「売られすぎ」ゾーンは脱出したね。
- ただし、50を超えきれてない=買い優勢とはまだ言えない微妙なエリア。
フィボナッチ(下降幅に対する戻し)
- 安値(115,000前後)→高値(121,200あたり)に対する下落から、
- 反発後、現在は38.2〜50%ラインの間で揉み合い中。
- 上値ターゲットとしては61.8%(約118,500〜118,800)付近が意識されそう。
➡ 戻り売りが入りやすいエリアに到達中。ここで失速するともう一段下落もあり得る。
出来高・ローソク形状
- 7/24後半〜25にかけて、出来高を伴ってしっかり下げ、その後底でV字リバーサル。
- 現在の戻しは、出来高がやや控えめで、「本気の買い戻し」というより戻り売り警戒の戻りに見える。
再整理:今の状況まとめ
指標 | 状態 | コメント |
---|---|---|
EMA25 | 接触中・上抜けトライ | 明確に超えられれば買い優勢に転換しやすい |
MACD | デッド継続、やや回復兆候 | 反転にはもう少し確認が必要 |
RSI | 中立ゾーン復帰(49) | 微妙に買い優勢になりかけてる |
フィボ | 50%付近で停滞中 | 61.8%で戻り売り警戒強まるゾーン |
出来高 | 下げ場で大きく、反発は控えめ | 一時的な戻りの可能性あり |
一言でいうと?
今は「下落の戻しがどこまで続くか」の攻防タイミングだね。
買い転換を狙うには、EMA25を抜けて61.8%ライン(118.5K〜118.8K)を上抜けるかどうかが注目ポイント。
逆にここで抑えられると、再び115Kトライの可能性もあるよ。
SNS・世間の空気感・投資家心理
SNS(X/Twitter や Reddit)
- ビットコインが120Kドル目前まで来た後、一部長期ウォレットが反応して3.3 Bドル以上の利益確定が発生。とくに7/14〜15に10,600 BTC(約13億ドル)が3〜5年眠っていたウォレットからイヤリング(移動)が起きていて、市場心理に一種の「そろそろ利食い」という空気をもたらした感じだよ。
- 一方で、Sentiment分析では「中立的〜やや強気」なムードが継続していて、8Hベースで見ると$115,000近辺で一旦反発ありきの心理。まだ明確にネガティブには傾いていない感じ。
- コミュニティの反応としては、RedditやX上で「今回は機関買いが強いから次も押し目拾い」という声が多く散見されていて、“安値で仕込みたい”という感覚が強まってるムードだったかな。
機関投資家・報道観点
- BlackRockなど大手資産運用のETF資金流入が、Q2で前年同期比 366%増(14Bドル規模)という報告も出てて、制度的なバックアップが強まってる証拠。
- Citiのフレームワークによると、「ETFからの資金流入こそが短期的な価格の鍵」という評価で、現在の上昇はETF拡大の結果とも言われてるよ。
- 一方、Kiyosakiのような伝統投資家には「バブル警告」的なスタンスも残っていて、“いつ崩れてもおかしくない”という慎重系の空気もほんの少し出てる印象。
総合:現状の市場心理
- 強気派:制度整備、企業買い、ETF流入↑ → 「押し目で拾っておけばOK」「継続上昇期待」が主流。
- 慎重派:利益確定売、過熱感警戒、「V字反発でも次の押し目はあるかも」。
- 結果として全体では、心地よい“冷静な強気”ムードが支配してた感じかな。
🔮 来週に向けての注目ポイント・備えたいこと
- EMA25抜けと61.8%ライン突破(約118,500〜118,800ドル):これが明確に突破できれば、中期トレンド継続の可能性が高まって、買い優勢に傾くね。
- 115,000ドル付近サポートの維持:ここを割るとショートカバーや再調整リスクが再燃するかも。要注目ゾーン。
- 機関の資金動向:ETF流入やMicroStrategyの次の動き、JPMorgan・Vanguardなどの金融機関の発言・行動も要チェック。
- 次の制度法案やトレンド:Clarity ActやAnti‑CBDC Actの動き(上院決着など)、戦略ビットコインリザーブ議論(進展や新州の採用)など、政策面のニュースも市場心理に直結しやすいよ。
- SNSやチェーンデータの動き:コインの移動(未活動ウォレットの動き)やSentimentの微変化(X/Twitter トレンドやReddit投稿など)も短期見通しの指標になりやすい。
まとめ
今週は「企業と機関の本格参入+規制進展によって支えられる堅実な上昇局面」だった一方、週後半には利確と自然な調整も入りつつ、「次の上げポイント(EMA25超え・61.8%突破)」を探る展開だったね。
制度的にもファンダ的にも下地は整ってきてる感じがあるから、押し目で拾うスタンスが優勢な相場感になってたかな。来週以降はそこを突破できるか、あるいはもう少し調整入るかの分岐点だと思うよ。
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