1. はじめに|取引所選びで迷った僕の話
僕が仮想通貨を始めたとき、いちばん悩んだのが「どの取引所を使うか」でした。
正直、どこで口座を開設しても大差ないだろうと思っていたんです。
テレビCMで有名な取引所もあったし、名前を聞いたことがある会社なら安心かな?くらいの気持ちでした。
でも調べれば調べるほど、取引所ごとに手数料の違いやセキュリティ体制の差があって、選び方次第で投資の結果がかなり変わることに気づきました。
最初に販売所で買って「思った以上に高くついた…」と後悔した経験もあり、僕は「コストや安全性をしっかり考えて選ばないとダメだ」と痛感しました。
色々比較した結果、僕が選んだのが bitbank(ビットバンク) です。
今では1年以上メインの取引所として使っていますが、振り返っても「最初にbitbankにして正解だった」と思っています。
この記事では、僕が数ある取引所の中からbitbankを選んだ理由を、初心者目線でわかりやすくお話していきます。
2. bitbankってどんな取引所?
bitbank(ビットバンク)は、2014年に設立された国内の仮想通貨取引所です。
金融庁に正式登録されている“正規業者”であり、関東財務局長 第00004号として登録されています。
また、国内の自主規制団体である 日本暗号資産取引業協会(JVCEA) にも正会員として加盟。
つまり「国」と「業界団体」の両方のルールに沿って運営されている取引所です。
主な特徴
- 取扱銘柄が豊富
→ ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ソラナ(SOL)など主要通貨をカバー - セキュリティ体制が充実している
→ 顧客資産はコールドウォレット100%で保管、マルチシグ対応
→ これまで一度もハッキング被害を受けていない実績 - スマホアプリが直感的で使いやすい
→ 初心者でも板取引に挑戦しやすいUI
僕の印象
最初に公式サイトを見たときは「地味な取引所だな」というのが正直な印象でした。
派手なCMやキャンペーンは少ないけれど、そのぶん堅実さ・安全性を重視している取引所だと感じました。
3. 僕がbitbankを選んだ理由① 手数料の安さ
仮想通貨を始めたばかりの頃、僕が最初に失敗したのが 「販売所での購入」 でした。
「1万円分のビットコインを買ったはずなのに、実際に手に入ったのは思ったより少ない…」と気づき、後から調べてみるとその差が販売所のスプレッド(実質的な手数料)だったんです。
この経験から「手数料の安さ」は取引所選びで一番重視するポイントになりました。
bitbankの取引所手数料
bitbankの魅力は 取引所形式の手数料が低水準に設定されているという点です。
- メイカー(指値注文で板に並べる側):−0.02%(取引が成立すると手数料を払うどころか報酬がもらえる)
- テイカー(既存の注文をすぐ約定させる側):0.12%
つまり「少し待てばお得になる仕組み」が整っているんです。
長期投資に有利
積立や長期保有が目的なら、取引コストをいかに減らすかは超重要です。
たとえば月3万円を1年間積立した場合、販売所で買うのと取引所で買うのでは数千円〜1万円以上の差がつくこともあります。
bitbankを選んでからは「手数料のストレス」をほとんど感じなくなりました。
まとめ
- 販売所は便利だけど割高
- 取引所形式を使えば、bitbankは国内でも最安レベル
- メイカー注文ならむしろ手数料がプラスになることもある
僕にとって「bitbankを選んでよかった」と思えた最大の理由が、この手数料の安さです。
4. 僕がbitbankを選んだ理由② セキュリティ体制
資産を預ける以上、やっぱり一番気になるのは「ちゃんと守られるのか?」という点でした。
過去にはマウントゴックスやコインチェックの事件があり、「取引所に置いておくのは危ない」というイメージを持っていた人も多いと思います。僕も最初は正直ビビってました。
bitbankのセキュリティの特徴
調べてみると、bitbankは国内でもかなり徹底したセキュリティ体制を整えていました。
- コールドウォレット100%運用
→ ユーザーの仮想通貨はすべてインターネットから切り離された環境で保管。 - マルチシグ(複数署名)対応
→ 一人が勝手に送金できない仕組み。不正送金や内部不正を防止。 - 顧客資産と会社資産の分別管理
→ 万が一会社が経営トラブルに遭っても、顧客の資産は守られる。 - 金融庁登録・JVCEA加盟
→ 国と業界団体のルールに基づいて運営。無登録業者とは安心感が段違い。
被害ゼロの実績
他の大手取引所が過去にハッキングを経験している中で、bitbankはこれまで一度も被害を受けていません。
「セキュリティに強い」とうたうだけでなく、実際に被害ゼロの実績があるというのは、取引所を選ぶうえで大きな安心材料でした。
僕の体験談
実際に使ってみても、セキュリティの堅牢さを感じる場面は多いです。
- 出金時には必ず二段階認証+本人確認が必要
- ログイン履歴が残るので、不審なアクセスがあればすぐに気づける
- 初めて出金したときも「ちょっと面倒だな」と思うくらいしっかりチェックされていた
その「ちょっと面倒」が、逆に「資産を守ってくれてるな」と思える安心感につながりました。
まとめ
- コールドウォレット100%+マルチシグでハッキングリスクを極小化
- 金融庁登録&JVCEA加盟で制度面も安心
- 被害ゼロの実績がある国内有数の取引所
僕がbitbankを選んだ理由の2つ目は、まさにこの「セキュリティの安心感」でした。
5. 僕がbitbankを選んだ理由③ アプリの使いやすさ
手数料やセキュリティと同じくらい、僕が重視したのが「アプリの使いやすさ」でした。
僕は基本的にパソコンよりスマホで取引することが多いので、アプリが直感的に使えるかどうかはかなり重要なポイントです。
初心者でも迷わないUI
bitbankのアプリは、デザインがシンプルで直感的。
「入金 → 購入 → 出金」の流れがわかりやすく、初めてでも迷うことなく操作できました。
実際に僕が最初に1,000円分のビットコインを買ったときも、アプリの案内に沿って数タップするだけで完了。
「これなら初心者でも安心して買えるな」と感じました。
チャート・板取引もスマホで完結
もう一つ便利なのが、スマホでも板取引(取引所形式)ができること。
他の取引所だと「アプリは販売所だけ、取引所はPCから」というケースもありますが、bitbankはスマホアプリだけで完結できます。
チャートもシンプルで見やすいので、価格を見ながらサッと指値注文を入れられるのは大きなメリットです。
僕が感じたデメリット
- 画面がシンプルなぶん、高度なチャート分析をしたい人には物足りないかも
ただ、僕のように「積立+たまに買い増し」程度の使い方なら十分すぎる使いやすさでした。
まとめ
- 初心者でも迷わないシンプルな設計
- スマホだけで板取引ができるのは便利
- UIは直感的で、最初の1回目の取引もスムーズにできた
僕にとって「アプリが使いやすい」というのは、仮想通貨を続けていくうえで大きな安心感につながりました。
bitbankをメインに使い続けている理由の一つが、まさにこのアプリの操作性です。
6. 他の取引所と迷ったけど…
正直、最初はbitbank一択だったわけではありません。
口座開設を考えたときに候補に挙げたのは、Coincheck・GMOコイン・SBI VCトレードの3つでした。
Coincheck(コインチェック)
- テレビCMで有名で、知名度・初心者人気は圧倒的
- アプリも直感的でわかりやすい
- ただし販売所メインなので、スプレッドが広くて割高になりやすいのがネック
「手軽に始めたい人向け」だと思いましたが、コスト重視の僕には合わないと感じました。
GMOコイン
- 東証一部上場企業のグループ会社という安心感
- 日本円の入出金手数料が無料なのは大きなメリット
- ただ、取引画面や注文画面が少し複雑で、初心者にはわかりづらい部分もありました
「慣れれば強いけど、最初から使うには少しハードルが高いかも」という印象でした。
SBI VCトレード
- 大手金融グループのSBI系列という安心感は抜群
- サポート体制や運営の堅実さは信頼できる
- ただ、取扱銘柄が他社より少なめで、アプリのUIもやや硬派な印象
「セキュリティと信頼感重視なら良いけど、使いやすさでbitbankに軍配が上がる」と感じました。
主要取引所の比較表
取引所 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
bitbank | 取引所形式がメイン | 取引手数料が国内最安クラス(メイカー −0.02%) セキュリティ体制が国内トップレベル アプリが直感的で使いやすい | 販売所のスプレッドは広め 入金は銀行振込のみ |
Coincheck | 初心者人気No.1 | 知名度が高く安心感あり アプリが直感的で使いやすい | 販売所メインで割高 セキュリティ面で過去に大規模流出事件あり |
GMOコイン | 大手GMOグループ | 日本円の入出金手数料が無料 取扱銘柄数が豊富 | 取引画面がやや複雑 初心者にはややハードル高め |
SBI VCトレード | SBIグループ | 大手金融グループの安心感 堅実な運営 | 取扱銘柄が少なめ アプリのUIがやや硬派で初心者には使いづらい |
結論:bitbankに決めた理由
いろいろ比較した結果、「手数料の安さ+セキュリティ+アプリの使いやすさ」のバランスが一番取れていたのがbitbankでした。
僕のように「初心者だけど長期で投資を続けたい」というタイプには、bitbankが最も合っていると判断しました。
7. 実際に使って感じたメリット・デメリット
ここまで「bitbankを選んだ理由」を紹介してきましたが、1年以上実際に使ってみて「良かった点」もあれば「ちょっと不便だな」と感じた点もあります。正直な感想をまとめます。
メリット
- 取引所手数料が圧倒的に安い
メイカーなら−0.02%でむしろ報酬がもらえる仕組み。長期投資する僕にはありがたい。 - セキュリティが安心できる
コールドウォレット100%運用+マルチシグ対応。出金時も二段階認証が必須で「勝手に資産が抜かれる心配がない」と感じる。 - アプリが直感的でわかりやすい
初めて1,000円分のBTCを買ったときも数タップで完了。板取引もスマホだけでできるのは便利。 - ハッキング被害ゼロの実績
他の取引所で大規模流出があったニュースを知っていたので、安心感につながった。
デメリット
- 販売所はスプレッドが広い
最初に販売所で買ったとき「え、こんなに高いの?」と驚いた。短期売買には向かない。 - 日本円入金は銀行振込のみ
クイック入金やコンビニ入金がないので、タイミング次第では不便。
8. まとめ|僕がbitbankを使い続けている理由
最初は「どの取引所を選んでも同じだろう」と思っていましたが、実際に使ってみると取引所ごとの違いは大きいと感じました。
僕が数ある中からbitbankを選んで、今も使い続けている理由をまとめると
- 取引所形式の手数料が国内最安クラス
- コールドウォレット100%・マルチシグ対応でセキュリティが強い
- アプリが直感的で初心者でも安心して取引できる
- これまで一度もハッキング被害を受けていない実績
もちろん、「販売所のスプレッドが広い」「入金は銀行振込だけ」「出金は平日のみ」など不便に感じる部分もあります。
でも、それを踏まえても “安心して長期投資を続けられる取引所” だと僕は思っています。
最初にbitbankを選んだおかげで、仮想通貨投資を無理なく続けられているし、余計な手数料を払わずに済んでいます。
これからも僕のメイン取引所はbitbankで間違いありません。
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