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週刊ビットコイン6/29~7/5

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はじめに

今週(6月29日〜7月5日)のビットコイン相場は、ETFへの巨額な資金流入と、2011年から眠っていた巨大ウォレットの活動再開が注目を集めた一週間だったね。

価格は10万ドル台を軸にしながら、110Kドルを目指す展開も見られたけど、上抜けにはやや力不足といった印象。

ただ、7月4日に記録的なETF資金流入が確認されるなど、機関投資家の関心はますます高まっている様子。
特にブラックロックの「IBIT」は、なんとS&P500連動ETF「IVV」の年収益を超えるというニュースもあり、「ついにビットコインが主役に躍り出た」ようなムードも広がってきてる。

一方で、2011年取得のビットコイン約10,000BTCが複数のウォレットから動き出したことで、市場には一時的に警戒感も。
とはいえ、今のところ「売却」には至っておらず、「大口の準備運動」とも取れる不気味な静けさを残しているよ。

テクニカル的には、112Kドルを突破できるかが次の重要な焦点。ここを超えれば次のフェーズ(最大25%上昇も)に移行する可能性が高まってくる。
今週はそんな“節目に向けた助走”のような1週間だったと思う。

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今週のビットコイン価格まとめ

以下、週刊ビットコイン「今週のビットコイン価格まとめ」(6月29日〜7月5日)です

日付高値 (USD)安値 (USD)終値 (USD)
6/29 (日)108,526.31107,230.11108,385.57
6/30 (月)108,798.79106,759.65107,135.33
7/1 (火)107,550.68105,270.23105,698.28
7/2 (水)109,763.65105,157.40108,859.32
7/3 (木)110,541.46108,605.80109,647.98
7/4 (金)109,600.50107,268.20約108,020*
7/5 (土)108,119.57107,341.46108,019.60

* 7/4の終値はツールにより若干異なりますが、約108,000 USD前後とされています 。

このように、今週は105K〜110Kドルのレンジで推移し、特に7/3に高値110.5Kドルを記録、4日・5日は調整入りという形でした。次は「主な出来事・イベント・ニュース」をまとめていきますね。

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主な出来事・イベント・ニュース(6月29日〜7月5日)

今週のビットコインまわりは、なんといっても「14年ぶりに目覚めた超古参ウォレット」と「ETFへのドカンとした資金流入」の2つが大きなトピックだったね。

1. 「14年の眠りから目覚めた」Satoshi時代のウォレットが動く

7月4日、2011年に取得された10,000BTCをそれぞれ持つ2つの巨大ウォレットが突如として動き出したんだよ。あわせて約2億ドル(約310億円)相当が転送されたってことで、マーケットは一気にザワついたね。

ただ、移動先は個人の管理下にあるウォレットっぽくて、まだ売られてるわけじゃなさそう。だから、「ひとまずホッとしたけど…これからどうなる?」っていう微妙な空気感だった。

いわゆる“サトシ時代のコイン”が動くのは本当にレアで、市場参加者としては「もしかして…大きな売りが来る?」っていう緊張感も走った週だったよ。

2. ETFへの資金流入が爆発、1日で6億ドル超え!

同じく7月4日には、米国のビットコイン現物ETF(特にブラックロックのIBITとフィデリティのFBTC)に、たった1日で6億ドル以上の資金が流れ込んだんだよね。これは5月以来の過去最大レベルの流入で、文字通り「機関投資家の本気」が見えた日だった。

IBITに関しては、年次収益ベースでなんとS&P500連動ETFの「IVV」を超えたってニュースまで出てきて、「ビットコインが株式ETFよりも稼いでる!」ってことで盛り上がりもピークに。

ETF人気ってもはや一過性じゃなくて、もはや“金融インフラの中核”みたいになってきた感じだね。

3. 米6月雇用統計の発表とその影響

7月5日(金)に発表された米6月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が+20.6万人(予想+19.1万人)と堅調。
一方で失業率は4.1%に上昇し、賃金上昇率もやや鈍化。


これを受けて、「利下げ観測が後退しすぎないで残った」ことで、ビットコインは発表直後に110Kドルまで急騰。
その後、やや利確売りに押されて108K前後へ戻る形となった。


この週後半の相場は「マクロ要因とテクニカルがぶつかり合う」ような難しい値動きになった印象だね。

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相場の動きの要因分析

今週の相場を動かした主な材料は、大きく分けて以下の3つ

  • ETFへの資金流入という“買い支え”の安心感
  • 長期保有者のコイン移動による不安感(売り圧力)
  • 米雇用統計というマクロ要因による上下の揺さぶり

それぞれ詳しく見ていこう。

プラス要因(上昇を支えた材料)

1. ビットコインETFへの資金流入が再加速

  • 7月4日:IBITとFBTCに合計6億ドル超の流入
  • 3月以来の大型流入で、投資家心理は明らかに改善
  • 「ETFからの需要」が価格の下支えに

2. 雇用統計→一時的なリスクオンムード

  • 7月5日発表:非農業部門+20.6万人(予想超え)
  • 一方で失業率4.1%、賃金の伸び鈍化 → 利下げ観測が維持された
  • 株・BTCともに「買い戻し」が発生、一時110Kドル台に到達

マイナス要因(売りや警戒につながった材料)

1. 長期ホルダーのBTC移動=売り圧力への不安

  • 2011年取得のBTC(計約20,000BTC)が2口座から移動
  • 売却確認はなし → でも市場は「大口が目を覚ました…?」と緊張
  • 短期的な利確売りを誘発する材料に

2. 雇用統計後の反動と株安連動

  • 雇用は堅調だけど、株式市場はその後やや軟調に推移
  • 米中貿易摩擦や関税懸念なども再燃気味 → BTCも連れ安の動き

出来高と値動きの特徴

  • ETFのフローに反応して一時的に出来高は増加
  • ただしブレイクアウト(上抜け)するにはやや力不足
  • 105K〜110Kドルのレンジ内で「下げ渋り+様子見」が続いた週だった

こんな感じで今週は「強材料と警戒感が綱引きしてた」ような相場だったね。

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テクニカル的な振り返り(H4チャート分析)

今週のビットコイン(H4チャート)を見ると、価格の方向感としては「底堅さはあるけど、上抜けにはまだ勢い不足」という状況がはっきり見えるよ。

BTC/USD H4チャート

EMA(移動平均線):25・75・200

  • EMA25(赤)とEMA75(黄)が上向きに推移中
    短中期では上昇トレンドが維持されてるね。特に、EMA25と75のゴールデンクロス以降は、価格がサポートされる場面が増えた。
  • EMA200(青)を大きく下回らず
    長期的な地合いも崩れてなくて、下値の支えとして意識されてる。今週の底値はほぼEMA200タッチで反発してるのが確認できる。
  • 現在はEMA75付近で揉み合い中。ここを割れるとEMA200(=107K前後)までの下落リスクもありそう。

MACD(下段)

  • ヒストグラム(棒グラフ)は右肩下がりに減速
    上昇モメンタムが弱まってる証拠。ただし、シグナルとの乖離はまだ大きくないから、本格的なトレンド転換とは言えない。

RSI(相対力指数)

  • RSIは現在49.85付近(中立圏)
    50をやや下回る動きで、買われすぎ・売られすぎのどちらにも偏ってない。相場としては「様子見」が続いている状態。
  • 過去数日の反発ではRSIが60手前で頭打ちしていて、強気の勢いがやや鈍いのが分かる。

その他注目点

  • 直近の下落にも関わらず、下ヒゲの多いローソク足が並んでいる=下値での買い意欲は依然として強いことを示唆。

まとめ(テクニカル面)

  • 中期上昇トレンドは継続中。ただし勢いに陰りも
  • EMA75〜200が当面のサポート帯に
  • MACDとRSIともに「要監視」レベルに接近中
  • ブレイクには出来高の増加と、112K超えが必要

SNS・世間の空気感と投資家心理

今週のX(旧Twitter)やReddit、CryptoQuant、Discord界隈を見てると、「安心と不安が混ざり合った静かな熱気」みたいなムードだったよ。


楽観ムードが広がったポイント

1. ETF資金流入で「機関が本気出してきた感」

  • 「IBITがS&P500 ETFのIVVを超えた」というニュースは、かなり刺さってた。
  • 「やっぱETFはただの入口じゃなかった」「ホールドこそ正義」という声が再燃。

2. 114Kドル超えへの期待感

  • 強気派は「今が押し目」「112Kを抜ければ一気に上」と明るい見通し。
  • RosenbergやMatrixportの「7月30%上昇」予測が話題になってた。

一方で広がる警戒感

1. 長期ウォレット移動への不安

  • 「Satoshi-eraのBTCが動いた」というだけで、過去の暴落を連想する人も。
  • 「まだ売られてないけど、動かしたってことは準備してる?」という疑念がジワジワ。

2. 雇用統計後の“買われて売られた”展開に失望も

  • 一部トレーダーからは「また110Kの壁に弾かれた…」「出来高足りない」という冷めた意見も。

投資家の立ち位置(ざっくり感情マップ)

タイプ今の気持ち
長期ホルダーETF流入でホッとしつつも、次の押し目を探してる
短期トレーダーブレイク狙いでエントリー→失速で撤退ムードも
機関・大口勢明らかに静かに買ってる → 市場の地盤が固まってる印象
新規勢・初心者「ニュースはいいけど、結局上がらない?」とやや困惑

今週の心理は、「買いたい気持ちはあるけど、一歩踏み出すのにもう1本ローソク足がほしい」って感じだったね。
だからこそ、来週はブレイクするか/このまま横ばいかでかなり雰囲気が変わると思う。

来週に向けての注目ポイント・備えたいこと

今週は「ETFの爆発的流入」「雇用統計」「長期ウォレットの動き」が交錯する、非常に“情報量が多い週”だった。そんな中で、来週の注目はズバリこの4つ!


① 112Kドルの壁を超えられるか?

  • 現在のBTCは中期EMAを支えに横ばい展開。
  • テクニカル的には112,000ドルを超えると大幅上昇の可能性(+25%予測)。
  • 反対に、再び跳ね返されると失望売り&107K割れのリスクも出てくる。

→ ポイント:112Kドルブレイクに「出来高」と「ETF流入」が伴うかを注視!


② ETFへの資金流入は続くのか?

  • 7月4日のような巨額流入(6億ドル)は例外的か?それとも始まりか?
  • 特にIBIT・FBTCのフローが7月第2週も継続するかどうかは、短期の地合いに直結するよ。

→ ポイント:SosoValueやFarsideなどで日々の資金流入をチェック!


③ 古参ウォレットの“次の動き”に注意

  • 今週動いた2つの2011年取得ウォレット(計約20,000BTC)は、まだ売却していない
  • もし来週、取引所への移動が確認されれば市場心理に大きな影響を与える可能性がある。

→ ポイント:ArkhamやLookonchain等のオンチェーンアラートで「取引所送金」を警戒!


④ 米政策・金利・マクロ要因も視野に

  • 雇用統計を受けて「9月利下げありそう」という声も再び出てきてる。
  • 同時に、米中の通商・関税再燃や株式市場の軟調など外部環境のノイズも要警戒

→ ポイント:CPI(7/11発表予定)やFRBメンバーの発言に注目。


来週のスタンスまとめ

シナリオ想定対応のヒント
112K突破+ETF流入継続トレンド再加速押し目狙い or 突破後の押しで追加
112K失敗+出来高低下レンジ継続ローリスクな逆張り or 様子見
旧BTC売却報道+マクロ悪化一時的下振れ短期撤退も視野・中長期はチャンス探し

まとめ

今週(6月29日〜7月5日)のビットコイン相場は、ETF資金流入の加速長期ホルダーの巨大ウォレット移動という、プラスとマイナスの材料がせめぎ合った1週間だった。

価格帯としては、105K〜110Kドルのレンジ内で下値を守りながらも、114Kドルの壁は越えられなかったのが現実。特に7月4日のETF資金流入(1日で6億ドル以上)は今後の展開に大きなヒントを残したと思う。

テクニカル的にも、EMA75〜200が機能する中、MACDの減速とRSIの中立圏推移が「買いたいけど確信が持てない」空気を映していた。

そして、SNSやトレーダーの間でも「ETFのおかげで崩れはしないが、一段上はまだ重い」という慎重ながら前向きな空気感が漂っていたよ。


来週の注目はここ!

  • 112Kドルを超えられるか
  • ETF流入が継続するか
  • 2011年のBTCが売られる兆しはあるか
  • 7/11の米CPIでマクロに動きが出るか

👉 関連:CPIとは?初心者でもわかる消費者物価指数の意味・仕組み・仮想通貨への影響までやさしく解説 【2025年版】
米CPIの結果次第では、ビットコインのトレンドが大きく変わる可能性も。
👉 関連:【初心者向け】ビットコインETFとは?仕組みとメリットをやさしく解説(2025年版)
ETFの仕組みや影響をもっと深掘りしたい人は、こちらの記事がおすすめ。

一言でまとめるなら、今週は“嵐の前の静かな助走”
来週は、上にも下にも大きく動く可能性があるタイミングに入ってくるよ。心の準備と、資金管理だけはしっかりね!

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