はじめに:ビットコインって、なんでこんなに値動き激しいの?
「え、また暴落してる…?」「え、いつの間にか爆上げしてるじゃん!」
昔の僕は、仮想通貨のアプリを開くたびにそんなことばっか思ってた。
なんていうか、“理由もわからずジェットコースターに乗ってる気分”だったんだよね。
この記事では、そんな**「ビットコインの価格がなんで上下するのか?」**って疑問を、
自分なりに整理したことをもとに、初心者向けにわかりやすく書いてみる。
自分と同じように「意味わからんけど、ちょっと気になってる」って人に届いたらうれしいな。
この記事でわかること
- ビットコインの価格変動に影響する「主な5つの要因」
- 短期と長期、それぞれの動き方の違い
- 初心者が焦らないための考え方と、僕のリアルな体験
ビットコインの価格が動く5つの理由

① 需要と供給のバランス
ビットコインって、発行上限が「2100万枚」って決まってるんだよね。
つまり、これ以上は増えない。どれだけ人気が出ても数は変わらない。
この「数が限られてる」っていう特徴が、価格にめちゃくちゃ影響してる。
たとえば…
- 欲しい人が増える(=需要が増える)
- でもビットコインの数は増えない(=供給は変わらない)
このとき、価格は当然上がるんだ。
逆に、みんなが「怖い、売りたい」ってなって手放すと、価格はガクッと下がる。
この単純なバランスで、BTCの値段は意外と動いてたりする。
② マクロ経済と金融政策(ドル・金利・インフレ)
「え、仮想通貨なのにドルとか関係あるの?」って思うかもだけど、めちゃくちゃ関係ある。
たとえばアメリカの中央銀行(FRB)が金利を上げると…
- リスクのある資産(=仮想通貨)を売って
- 安全なドルに戻す人が増える
つまり「ドルが強くなると、ビットコインは下がりやすい」っていう流れがある。
あとは「インフレ(=お金の価値が下がる)」が進むと、
ビットコインを“デジタルゴールド”として買う人が増えるから、逆に価格が上がることもある。
③ 規制・法整備・ニュースの影響
これもかなりデカい。ニュース1つで10%くらい平気で動く。
たとえば:
- 米国で「ビットコインETFが承認された!」→爆上げ
- 中国で「仮想通貨は禁止だ!」→大暴落
こんな感じで、法整備や政府の動きがダイレクトに価格に出る。
僕も最初は「なにそれ?」って思ってたけど、
仮想通貨はまだ成長途中だから、ちょっとの発言が市場全体に波及するってことらしい。
④ 投資家心理(FOMO・FUD)
ここが一番リアルかもしれない。
FOMO(取り残される恐怖)
→「うわ、上がってる!乗り遅れたくない!」で買っちゃう
FUD(不安・疑念・疑心)
→「なんかやばいニュース出た!売らなきゃ!」で逃げちゃう
この感情の動きが、ビットコイン市場にはめちゃくちゃ影響してる。
特に初心者が多いマーケットだから、感情が価格を動かすことも珍しくない。
⑤ 大口投資家(クジラ)・機関投資家の売買
最後にもうひとつ。
「クジラ」って呼ばれる大口投資家が動くだけで、相場はブレまくる。
- 何千BTCを一気に売る
- 逆にまとめて買う
これが板(買い注文・売り注文)を一気に動かして、僕らみたいな一般投資家がパニクる。
その連鎖で価格がさらに動く…っていう負のスパイラルも起きがち。
最近では国家や企業もビットコインを保有してるから、
「誰がいつ何をするか」も価格に大きく関わる時代になってる。
短期と長期で違う、ビットコインの動き方
短期は「ニュース」と「感情」で乱高下する
これは僕が身をもって体感したんだけど、
ビットコインって、ニュースひとつで一瞬で動く。
例えば…
- 「〇〇国が仮想通貨を規制へ」→即下落
- 「某企業が〇〇BTC購入」→即爆上げ
っていうレベル。
特にX(旧Twitter)とかYouTubeの影響力が大きくて、
インフルエンサーの一言で価格が5%以上動くなんてこともある。
僕も最初は、価格が下がるたびにアプリを何度も開いて、
「やばい売る?どうする?でも売ったら後悔する?」って、ぐるぐる悩んでた。
いま思えば、完全に“感情で投資してた”んだよね。
長期は「マクロ経済」と「ビットコインの仕組み」が効いてくる
一方で、長期で見るとけっこうおもしろくて。
ビットコインの価格って、わりと“予測しやすい動き”もしてたりする。
ポイントは「半減期」ってやつ。
- 4年に1回、マイニング報酬が半分になる
- つまり供給が減って、価格が上がりやすくなる
実際、過去3回の半減期後には必ず“最高値更新”してる。
あとさっきも出てきたけど、インフレや金利の動きもじわじわ効いてくる。
このへんを意識しておくと、「ちょっとの下落ではビビらなくなる」んだ。
【体験談】僕が最初にパニック売りした話
正直、僕も最初はぜんっぜんわかってなかった。
2022年ごろ、初めて買ったビットコインが3日で20%落ちたときは、
「うわ終わった。やっぱ仮想通貨って詐欺だよね」って本気で思った。笑
慌てて売って、そのあとV字回復して…
「え、あのとき売らなければ…」って。
もう、完全に初心者あるある。
僕が学んだ“焦らないための考え方”
このブログを通して、昔の自分に伝えたいのはこれ。
ビットコインは「乱高下するもの」と割り切る
- 下がったら「お、安くなった」と思えるくらいでちょうどいい
- 短期の値動きで動くと、損しかしない
投資スタイルを決める(僕は長期ホールド)
僕は、月に1回だけチャートを見るくらいの長期目線に切り替えた。
- 毎月一定額ずつ買って(ドルコスト平均法)
- 数年後にどうなってるかを見るだけ
これにしてから、感情に振り回されなくなった。
「自分の中のルール」を持つ
たとえば僕のルールは:
- SNSは見すぎない
- 買う日は決めておく(例:毎月1日)
- 焦ったときほど買わない・売らない
このルールがあるだけで、“ノイズ”に強くなる。
【まとめ】価格が上下する理由を知ると、ちょっと安心できる
ビットコインって本当におもしろい。
めちゃくちゃ値動きが激しいけど、それにはちゃんと理由がある。
そして、それを知ってるかどうかで“焦り方”が全然変わる。
最後に:昔の僕に言いたいこと
「ビビってもいい。でも、理由を知ったうえでビビれ。」
感情のまま売ったり、SNSの声に流されたり。
それって結局、“自分で判断してない”ってことなんだよね。
この記事が、同じような初心者の不安をちょっとでも軽くできたらうれしいです。
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