【2025年版】ビットコインを準備金にする理由|国・企業の最新事例も紹介

僕が最初に感じた「ビットコイン準備金」への違和感

最近SNSとかニュースで「ビットコイン準備金」とか「BTCを国家が保有」っていうワード、ちょこちょこ目にするようになった。

でも正直、昔の僕だったら、

「え、ビットコインって投資とかギャンブルのやつじゃないの?」
「準備金って…どこのお金の話?日本関係あるの?」

って感じだったと思う。というか、実際そうだった。

でも調べていくと、国とか企業が本気で「ビットコイン=資産」として持ってるってことがわかって、かなりビックリした。特に「準備金」って聞くと、なんか難しそうだけど、意外とシンプルだったりする。

この記事では、そんな「昔の僕」に向けて、
ビットコイン準備金の意味とか、実際にやってる国や企業、
「なんでそんなことしてるの?」って理由まで、やさしく解説していきます。


1. ビットコイン準備金ってなに?|ざっくり仕組みを解説

まず、「準備金(Reserve)」ってそもそもなにかって話。

これはざっくり言うと、「いざというときのために価値があるものを持っておく」ってこと。

たとえば…

  • 銀行:お客さんにお金を返せるように“お金”を準備金として保有
  • :通貨の信用を支えるために“金(ゴールド)”を保有

つまり、「価値を安定させるためのバックアップ資産」って感じ。

で、最近それが「ビットコイン」になってきてる

これが今話題になってる「ビットコイン準備金」。つまり、「ドルや金の代わりにBTCを保有する」って動き。


2. 実際にBTCを準備金として保有してる国・企業は?

エルサルバドル:世界初のビットコイン国家

中南米の小国エルサルバドル。2021年に世界で初めて「ビットコインを法定通貨にする」と発表して、世界中から注目を浴びた。

どんなことをしてるの?

  • 毎日1BTCずつ国家が買ってる(=“1Day 1BTC”政策)
  • 2024年時点で保有数は 5,000BTC以上
  • 日本円にして数百億円規模の資産

なぜやるの?

  • アメリカドルに依存しすぎてる経済からの脱却
  • 自国通貨がないため、インフレへの不安
  • 世界からの観光・投資マネーを呼び込むPR戦略

ブータン:自然エネルギー×ビットコインマイニング

ブータンもかなりユニーク。なんと国家プロジェクトとしてマイニング(=BTCを生み出す作業)をしてる。

どうやって?

  • 山岳地帯の水力発電を使って、電力コストの安いマイニング
  • 国家予算の一部をBTCから得るモデル

金や石油がない国が「デジタル資源」で稼ぐという、新しい国家戦略かも。


MicroStrategy(マイクロストラテジー):BTCガチホ企業

アメリカのソフトウェア会社だけど、今やビットコインで有名。

何したか?

  • 2020年から会社の現金資産をBTCに替え始めた
  • 2024年には 20万BTC以上 を保有(全BTCの約1%)

目的は?

  • 「ドルはインフレで価値が下がる」
  • 「BTCは長期的に価値が上がる可能性が高い」
    という信念に基づく判断

CEOのマイケル・セイラーは「BTCは21世紀のデジタルゴールド」と断言。


3. なぜビットコインを準備資産に選ぶのか?

これはいろんな理由があるけど、大きく3つにまとめられる。


理由①:インフレに強い

法定通貨(円やドル)は、中央銀行が好きなタイミングで刷れる。つまり、「数が増える=価値が薄まる」ってこと。

でもビットコインは、最大発行数が2100万枚で決まってる。インフレしにくい仕組み。


理由②:ドル依存からの脱却

国によっては、ドルでの借金や制裁で苦しんでるところもある。

ビットコインを保有することで、「アメリカ経済に左右されない資産」を持てる。


理由③:世界中で流通・保管がしやすい

  • 金(ゴールド):重い・運ぶの大変・保管コストが高い
  • ビットコイン:スマホやUSB、ウォレットに保管可能

つまり、管理コストが激安。

特徴ゴールドビットコイン
発行上限あり(採掘次第)あり(2100万枚)
国境越え取引△(重い)◎(即時・ネット)
保管のしやすさ△(金庫が必要)◎(ウォレット)
歴史の信頼性◎(数千年)△(約15年)

4. ビットコインは「金(ゴールド)」の代わりになれる?

結論から言うと、完全に置き換わるとは言えない。でも、「似たような資産としての性質」はかなりある。

特に、「価値が下がりにくい(=インフレに強い)」という点では、金に近い。

共通点

  • 発行量に限りがある
  • 世界中で取引される
  • 法定通貨とは独立している

違う点

  • 歴史:金は数千年、BTCはまだ15年くらい
  • 実物かどうか:金は触れる。BTCはデジタル

5. 初心者に関係ある?|ビットコイン準備金がくれる未来のヒント

僕も最初は、「国家や企業がBTCを持つとか関係ないやん」って思ってた。

でも、ちょっと視点を変えると…

世界の基準が“法定通貨+BTC”に変わりつつあるかもしれない

ってことに気づいた。

もしも将来、円がすごく弱くなったり、インフレが加速したら…
「ビットコインという逃げ道を知ってる」こと自体がアドバンテージになるかも。

これは「今すぐ買おう!」って話じゃなくて、
“自分の選択肢を増やすために知っておく”ってこと。


【まとめ】ビットコイン準備金から学べること

  • 「準備金」とは、国や企業が“価値の保存”のために保有する資産
  • ビットコインは、金やドルの代わりとしてその対象になり始めている
  • エルサルバドル・ブータン・MicroStrategyなどが代表例
  • インフレ・ドル依存・資産の保管性という理由でBTCが選ばれている
  • 初心者でも「世界の潮流」を知っておくことが、未来のリスク分散になる

あとがき:次は日本も…?

ここまで読んでくれてありがとう。

僕も最初は、「BTC=怪しい」って思ってた。
でも、国とか企業が真面目に準備資産にしてる姿を知って、少しずつ見方が変わった。

日本が今すぐBTCを保有するかはわからないけど、
この流れがもっと広がってくるのは間違いないと思う!

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