こんにちは、あおにーとです。
短期売買しない“3つのワケ”を正直に話す
ビットコインって、いつ売るのが正解なの?
仮想通貨を始めたばかりの頃、僕が一番悩んでたのがこれだった。
「今、上がってるけど…売ったほうがいいの?」
「このあと暴落するかも…やっぱり売っとこうかな?」
「下がった!やばい…でも損切りはしたくない…!」
チャートを何回も開いて、値動きを見てはソワソワ。
通知が来るたびに「また下がった!?売る!?まだ待つ!?」って気持ちになってた。
でも今は違う。
僕はもう、“売る前提”でビットコインを買ってない。
“長期で保有する”って決めたら、めちゃくちゃ気持ちがラクになった。
この記事では、なぜ僕が短期売買をやめて、長期保有(いわゆる“ガチホ”)に切り替えたのか?を、
初心者だった頃の自分に向けて話すつもりで、正直にまとめてみる。
昔の僕は“短期で爆益”を夢見てた
仮想通貨って、どうしても「短期で儲かる」イメージがあるよね。
X(旧Twitter)とかYouTube見てても、「この銘柄が3倍になった!」とか「100万円が500万円に!」とか。
僕もそんな情報を見て、「よし、安く買って、高く売ってやろう」って思ってた。
でも、現実はちがった
- 思ったより早く売っちゃって、利益が伸びなかったり
- 上がると思って買ったら急落して、損したり
- 「損切りできなくて、塩漬け」になったり
結局、自分が冷静に動けるタイミングって、そうそう来ない。
何度も「売るべき?」「まだ保つべき?」で迷って、疲れて、結果うまくいかない。
僕が短期売買をやめた3つの理由

① 時間とメンタルが削られすぎる
仮想通貨って24時間動いてるから、気になってしょうがない。
- 夜中に起きてチャート見たり
- ご飯中もずっとアプリ開いてたり
- 下がったら「やばい」って気が気じゃなくなったり
…これ、メンタルが持たない。
お金のために始めたはずなのに、心がすり減るって本末転倒だなって思った。
② 上手くいくのは“後から見たら”の話
「ここで買って、ここで売ってれば10倍!」って話、よく聞くけど…
それって全部“後出しジャンケン”なんだよね。
その瞬間に「ここが底!ここが天井!」なんて誰にもわからない。
それを狙い続けるって、プロのトレーダーでもむずかしい。
だったら、「どこで買ってもいずれ上がる」と思える資産を、“焦らず持ち続ける”方がいいなって思った。
③ 長期で見れば“右肩上がり”の可能性が高いと感じたから
ビットコインって、上がったり下がったりは激しいけど、
長期で見たら、けっこう一貫して「価値を高めてきた」んだ。
- 2013年:1BTC=1万円台
- 2017年:一時200万円突破(バブル)
- 2021年:700万円超え
- 2025年現在:600〜1400万円台を推移(ETF承認後)
途中で何度も暴落してるけど、結局、「数年スパン」で見ると上がってる。
だったら、細かい上げ下げでバタバタせず、長期目線で「育てる」くらいの気持ちで持っていたい。
長期保有する上で僕が意識してること
毎月ちょっとずつ買う(ドルコスト平均法)
僕は「いつ買えばいいのか」でも迷ってた。
でも長期目線に切り替えてからは、毎月固定額で少しずつ買うようにした。
このやり方を「ドルコスト平均法」って言う。
高いときも、安いときも買って、平均的な買い値になるって仕組み。
これなら「今日上がってるから買わない方がいいかも…」とか、いちいち悩まなくて済む。
機械的に積み立てる。それだけ。
シンプルだけど、長期保有にはすごく向いてる方法だと思う。
ガチホでも「守り」はちゃんとする
長期で持つ=忘れていい、ってことじゃない。
むしろ、しっかり守る意識は必要。
僕がやってること:
- 取引所に置きっぱなしにしない
- ハードウェアウォレットでオフライン保管
- パスフレーズを紙にメモして安全な場所に保管
関連記事:【ハードウェアウォレットが必要になるときってどんなとき?】
ビットコインは「自分の資産を、自分で守る世界」。
長期で持つつもりなら、なおさらセキュリティは重要。
SNSの声やFUDに惑わされない
仮想通貨界隈では、日々いろんなニュースが流れる。
- 「〇〇国がビットコインを禁止!」
- 「ETF売り圧で暴落!」
- 「〇〇億円分の送金が確認された!」
それらが事実かどうかに関係なく、投資家の感情(FOMOやFUD)で価格が一時的に上下する。
でも僕は、「自分がなぜ長期で持ってるのか?」っていう軸ができてから、慌てなくなった。
僕がビットコインを長期で見てる理由

① 発行上限が決まっていて、希少価値がある
ビットコインは2100万枚までしか発行されない。
もうすでに9割以上が発行済み。
つまり、これからは希少価値がどんどん高まっていく。
→ 金(ゴールド)と似た性質を持っているから、
インフレヘッジ(お金の価値が下がっても守る手段)として注目されている。
② 世界的にインフレが進んでいる
2020年以降、各国でお金が大量に刷られた。
その結果、“通貨の価値が下がる”という現象が加速してる。
ドルや円の信頼が下がるなかで、
「ビットコインを資産として持つ」って考え方が増えてきた。
③ 国や企業が“準備金”としてビットコインを保有し始めている
昔は「怪しいデジタル通貨」だったのに、今では国や大企業がBTCを公式に持ち始めてる。
- エルサルバドル(法定通貨)
- アメリカの一部州(予算の一部をBTCで保有)
- テスラやMicroStrategy(企業の準備金として保有)
関連記事:【2025年版】ビットコインを準備金にする理由|国・企業の事例
こういう「大きな動き」がある限り、僕は「長期で見たらBTCはまだ伸びる」と思ってる。
こんな人には「長期保有」向いてるかも
- トレードの才能に自信がない(←昔の僕)
- 仕事や生活で、チャートに張り付けない
- 仮想通貨を「短期の博打」じゃなく「将来への投資」として見ている人
まとめ|“売るつもりで買わない”って、すごくラク
- 短期的な暴落にも耐えられるようになった
- SNSに流されなくなった
- 将来の可能性に、ちゃんと乗れているという実感がある
昔の僕は、「いつ売るか」で常にソワソワしてた。
でも今は、“売らないつもりで買う”という選択をしただけで、めちゃくちゃ気持ちがラクになった。
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