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なぜ日本人はビットコインを買わないのか?所有率の低さと背景を探ってみた

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  1. はじめに|「なぜ日本人だけ買ってないのか?」という素朴な疑問
  2. データで見る|日本人のビットコイン所有率ってどれくらい?
    1. 世界と比べると…日本はかなり低い
    2. 簡単に表にまとめてみると
  3. 歴史的背景|バブル崩壊・“失われた30年”が生んだ投資アレルギー
    1. 昔はみんな「投資」に夢を見てた時代があった
    2. 親から子へ、“投資はやめとけ”が当たり前に
    3. 「学校で教わってない」がブレーキになる
  4. メディアの影響|“ビットコイン=危険”というイメージが独り歩き
    1. 思い出すのは「コインチェック事件」とか「ハッキング」のニュース
    2. でも、世界はもう違う方向を向いてる
    3. メディアが教えてくれない“ポジティブな事実”
  5. 税金の壁|“儲けたら雑所得で課税”という不利なルール
    1. ビットコインの利益は「雑所得」扱い
    2. 年収と合わせて税率が決まる
    3. 「売ったら税金」だから、気軽に利確できない
    4. 海外はもっと柔軟な国も多い
  6. 増やしたいより“減らしたくない”|日本人のマインドとお金の価値観
    1. 「損したくない」文化が根強い
    2. 世界では「お金を増やすのが当たり前」
    3. 「減らさないこと」がゴールになってない?
  7. 社会の仕組みと制度|現金主義と“出る杭は打たれる”空気
    1. 「現金主義」が根強い国
    2. 金融リテラシーのハードルの高さ
    3. 「出る杭は打たれる」社会的プレッシャー
    4. 「みんながやってない=やらない」が当たり前
  8. 世界と比べてどうなの?日本のビットコイン保有率
    1. 日本のビットコイン保有率は「3〜4%程度」
    2. 他の国はもっと“当たり前”に持ってる
    3. 「使う理由」があれば、自然と浸透する
  9. まとめ|“今”だからこそ、日本人こそチャンスかもしれない
    1. まだ誰も動いてない今が、一番のチャンス
    2. 僕も最初は半信半疑だった
    3. 日本人こそ、長期目線で備える価値がある
    4. 最後に:少額でもOK、自分のペースで学ぶことが第一歩

はじめに|「なぜ日本人だけ買ってないのか?」という素朴な疑問

正直なところ、最初にビットコインに興味を持ったとき、僕はこう思ってた。

「なんで日本って、あんまり話題にならないんだろ?」

YouTubeではビットコインで稼いだ海外の人がガンガン出てくるし、X(旧Twitter)では外国人が「BTC買ったぜ!」って毎日のように投稿してる。でも、日本人のタイムラインを見てると、そんな話はほとんど流れてこない。

周りの同僚や友達に「ビットコインってどう思う?」って聞いても、返ってくるのはだいたいこのへんのセリフだった。

  • 「いやー、あれってギャンブルでしょ?」
  • 「暴落しそうで怖い」
  • 「昔、盗まれたってニュースあったよね」

それを聞いて、僕は思った。

「あれ? もしかして日本って、世界の中でも“ビットコインに慎重すぎる国”なんじゃないか?」

そう思っていろいろ調べてみたら、日本のビットコイン保有率って、実は世界と比べてもかなり低い
さらに、その背景には「教育」「歴史」「税金」「社会の空気」…いろんな“日本らしさ”が隠れていた。

この記事では、
「なぜ日本人はビットコインを買わないのか?」
という素朴な疑問について、僕なりに掘り下げてみた。

もしあなたが
「気にはなってるけど、なんか怖い」
「みんなやってないから、自分もやらなくていいか」
と思っているなら、
それは“買わない理由”というより、“知らないだけ”かもしれない。

この記事が、そんなモヤモヤを少しでも解消するきっかけになればうれしいです。


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データで見る|日本人のビットコイン所有率ってどれくらい?

僕がビットコインに興味を持ち始めたとき、
「なんか、日本ってあんまりみんな買ってないな…」って感じてた。

で、気になってちょっと調べてみたら──やっぱりだった。

実は、日本人で仮想通貨(ビットコイン含む)を持ってる人って、全体の2〜4%くらいしかいないらしい。
つまり、20人に1人いるかいないか
「会社に1人いるかどうか」ってレベルなんよね。

しかもこの数字は「仮想通貨全体」で見た話で、ビットコインだけに絞ったら、もっと少ないはず。


世界と比べると…日本はかなり低い

たとえばアメリカ。
2023年の調査では、アメリカ人の17%が仮想通貨を持ってるってデータがある。
しかも若い世代(18〜29歳)に絞ると、35%以上が保有してるんだって。

いや、全然ちゃうやん…って思った。

さらにインフレが激しい国──ナイジェリアとかトルコ、ベネズエラあたりでは、
30%〜40%以上の人が仮想通貨を使ってるというデータも出てる。

ここまでくると、もう「投資」じゃなくて「生活の一部」って感じ。


簡単に表にまとめてみると

国・地域保有率(目安)コメント
🇯🇵 日本2〜4%極端に少ない。慎重すぎとも言える
🇺🇸 アメリカ約17%(若者は35%)ETF承認でさらに加速中
🇳🇬 ナイジェリア40%以上通貨が信用されてないからBTCを使う文化
🇹🇷 トルコ約30%インフレ対策としてビットコインが人気
🇩🇪 ドイツ約11〜13%長期保有なら非課税の優遇制度あり

こうやって見ると、日本の保有率の低さってちょっと異常なくらい。

もちろん、「仮想通貨は危ないから持たない」って考え方もあると思う。
でも世界では、もっと日常的な通貨の“選択肢”としてビットコインが使われてるんだよね。

日本って、経済的には豊かで安定してるように見えるけど、
その「安定」に甘えてるというか、変化を避けてる感じもある。

でも、ここ最近の円安とか、物価の上昇を見てると、
「このままで本当に大丈夫なん?」って思わされる場面も増えてきた。


次の章では、
「じゃあ、なんでここまで日本人はビットコインを買わないのか?」
っていう“理由の根っこ”を、歴史の面から掘っていこうと思う。

バブル崩壊、失われた30年──そのへんの話が、実はめちゃくちゃ関係してくる。

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歴史的背景|バブル崩壊・“失われた30年”が生んだ投資アレルギー

正直、日本人がここまでビットコインに消極的なのって、
“国民性”とか“教育”のせいもあるけど、
根っこにはもっと深い「歴史のトラウマ」みたいなものがあると思う。

それが、バブル崩壊と失われた30年


昔はみんな「投資」に夢を見てた時代があった

バブル期(1980年代後半)って、
日本の株も不動産もめちゃくちゃ上がってて、
「持ってるだけで金持ちになる」って空気があった。

土地を買えば勝ち
株を買えば勝ち
銀行に預けとくだけで年利6%とかついてた時代。

でも、その夢が一気に崩れたのが1991年。
バブル崩壊とともに株価も地価も暴落して、
あっという間に「投資=危ないもの」っていうイメージが定着した。


親から子へ、“投資はやめとけ”が当たり前に

うちの親もそうだったけど、
「投資は危ないからやるな」っていう価値観を、
自然と子どもに刷り込んできてる家庭、かなり多い。

たぶんあなたの親も、
「株とかギャンブルみたいなもんでしょ」
「投資なんかしないでコツコツ貯金しなさい」
って言ってなかった?

僕はめちゃくちゃ言われてた。

その価値観のまま、僕らは大人になって、
気づいたら投資の知識がないまま社会人になって、
ビットコインとか言われても「怖い」としか思えない状態になってる。


「学校で教わってない」がブレーキになる

日本の学校教育では、
“お金の授業”って本当にないに等しい。

  • 株とは何か
  • 投資信託って何?
  • リスクとリターンってどう考えるの?

そういう基本をまったく知らないまま大人になるから、
いざ「ビットコイン」とか「仮想通貨」ってワードを見ても、
“怪しい・危ない・損しそう”っていうブレーキのほうが先に働く。

実際、初めてビットコインを知ったときの僕も、
「え、それ詐欺じゃないの?」ってマジで思った。


この“お金に対する恐怖心”みたいなものは、
親世代から引き継いできた日本特有のもの。

だからこそ、世界では当たり前になってることが、
日本では“誰もやってないからやらない”って空気で止まっちゃってるんだと思う。

でも、その空気にずっと流されてていいのか?
これから先の章では、もう少し踏み込んで
日本人がビットコインを避けてる他の要因──

  • メディア報道の偏り
  • 複雑すぎる税制
  • 社会全体の空気

こういう部分にも目を向けていこうと思う。

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メディアの影響|“ビットコイン=危険”というイメージが独り歩き

正直、日本でビットコインに悪いイメージが定着した原因のひとつは、
マスコミの報道の仕方にあると思ってる。

というか、僕自身も昔はそうだった。
テレビで「仮想通貨」とか「ビットコイン」って聞くと、
なんかこう、胡散臭いとか、危なそうって感覚になってた。


思い出すのは「コインチェック事件」とか「ハッキング」のニュース

たぶん、仮想通貨に興味なかった人でも、
「コインチェックのNEM流出事件」(2018年)って聞いたことあると思う。

当時はテレビでも連日ニュースになってて、
「580億円相当の仮想通貨が不正アクセスで流出!」
みたいな見出しが踊ってた。

そのあとも「ビットポイントで仮想通貨が盗まれた」とか、
「海外の取引所がハッキングされた」とか、
そういうネガティブな報道が続いてたから、
完全に「仮想通貨=危険」って印象が日本全体に染みついた。


でも、世界はもう違う方向を向いてる

アメリカでは、ブラックロック(世界最大の資産運用会社)が
ビットコインETFを申請して、2024年には正式に承認された。

ナスダックやニューヨーク証券取引所でも、
ビットコイン関連の銘柄が普通に取引されてるし、
マイアミやテキサスでは州レベルでBTC推進の動きもある。

それに比べると、日本ではまだ
「仮想通貨? なんか怖いよね」っていう空気のまま止まってる感じがする。


メディアが教えてくれない“ポジティブな事実”

たとえば、こんな話ってニュースで見たことある?

  • エルサルバドルが国家としてビットコインを法定通貨に採用
  • MicroStrategy(米企業)が企業資産の大半をBTCに
  • テザー社が数千億円規模でBTCを戦略保有

こういうポジティブなニュースは、
日本のテレビではほとんど取り上げられない。

でも実は、世界ではもう
「ビットコイン=怪しいもの」ではなく、
「資産として、ちゃんと扱うべき対象」になってきてる。


メディアに限らず、日本って“前例がないもの”に対して慎重すぎる国だと思う。
だけど、それって裏を返せば、他の国が進んでるのに、自分だけチャンスを逃す可能性があるってことでもある。

次の章では、もうひとつ大きなハードル──
「仮想通貨の税金、めっちゃ分かりにくい問題」について触れていこうと思う。

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税金の壁|“儲けたら雑所得で課税”という不利なルール

仮想通貨をやってて一番「うわ、マジか…」って思ったのが、税金の話だった。

正直、利益が出るのはうれしいけど、
それと同じくらい「税金どうすんの?」って不安になる。
というか、最初はまじで何も知らなかった。


ビットコインの利益は「雑所得」扱い

これが日本のややこしさの元凶。

ビットコインを売って利益が出ると、
その利益は「雑所得」として課税されるんだけど、
これがけっこうエグい。

たとえば、株やFXなら「申告分離課税」っていう仕組みがあって、
一律20%(正確には20.315%)の税率で済む。

でも、仮想通貨は違う。

利益が大きくなればなるほど、累進課税で税率が上がっていく。


年収と合わせて税率が決まる

たとえば、会社員で年収500万円の人が
ビットコインで200万円の利益を出したとする。
その200万円が上乗せされて、年収700万円扱いになる。

すると、税率は23%〜33%くらいになることもある。
住民税も入れると、下手したら半分近く持ってかれる
こともある。


「売ったら税金」だから、気軽に利確できない

これが日本人がビットコインを触りづらい、
もう一つの大きな理由だと思ってる。

たとえば、価格が上がって
「いったん利益確定しておきたいな」と思っても、
税金のことを考えると躊躇してしまう。

「売ったら何%持ってかれるんだ…?」って考え出すと、
めんどくさくなってそのまま放置、みたいな。


海外はもっと柔軟な国も多い

ドイツなんかは、1年以上保有してたら非課税っていうルールがあるし、
ポルトガルは個人の仮想通貨取引は基本非課税

こういう制度が整ってるから、海外では
「とりあえず買って、気が向いたら売る」みたいなことがやりやすい。

でも日本では、
「買ったら最後、税金の処理が面倒だからずっと放置」
っていう人が多い印象。


僕自身、最初に仮想通貨で利益が出たとき、
「え、これ確定申告しなきゃダメなの?」ってなってめっちゃ焦った。

税金まわりって、ググっても難しい言葉ばっかりで分かりにくいし、
「合ってるのか不安」なまま申告するしかないこともある。

この“面倒くささ”が、
日本人がビットコインに手を出さない理由のひとつになってるのは間違いない。

仮想通貨の税制がどうなるかはこちらで詳しく書いています
▶ 仮想通貨の税金が20%に?申告分離課税の制度変更と最新動向まとめ


次の章では、もう少し根本的な話。
そもそも「お金を増やしたい」と思ってる人が少ないんじゃない?
っていう“日本人のマインド”に目を向けていこうと思う。

増やしたいより“減らしたくない”|日本人のマインドとお金の価値観

ビットコインって、ボラティリティ(値動き)がめちゃくちゃ大きい。
上がるときはガツンと上がるけど、下がるときもドカンと下がる。

これって、投資に慣れてる人からすると
「リスクもリターンもデカい投資先」として認識されるんだけど…

日本人の多くは、“お金を増やすこと”より“減らしたくない”気持ちの方が圧倒的に強い


「損したくない」文化が根強い

たとえば…

  • 宝くじは買うけど、株は怖い
  • 銀行に預けておけば安心(利息はほぼゼロでも)
  • 定期預金が“安全な資産運用”だと思ってる

こういう人、多くない?

僕も昔はそうだった。
「投資=ギャンブル」って思ってたし、
お金って“守るもの”だと思ってた。

でもこれって、言い換えると
お金を“育てる”発想がないってことでもある。


世界では「お金を増やすのが当たり前」

アメリカでは普通に大学生でも投資信託や株に触れてて、
親が子どもに「NISA」的なアカウントを作ってあげたりするのが当たり前。

彼らは「お金を寝かせておくほうがもったいない」と考えるし、
資産運用は“やる前提”で人生設計されてる。

対して日本はというと…

  • 株や仮想通貨=リスクが高くて怖い
  • 投資で失敗=恥ずかしい、怖い、やばい

みたいな空気感がある。


「減らさないこと」がゴールになってない?

もちろん、リスク管理は大事。
でも日本では、それが“慎重すぎるブレーキ”になってる。

  • 少しでも下がったら怖くて売ってしまう
  • 増えるチャンスがあっても手を出さない
  • 「失敗したらどうしよう」で止まってしまう

その結果、お金が減ることを恐れるあまり、増やす機会も逃してる

そして、チャンスをつかんだのは
行動したごく一部の人だけ、という状況になる。


「リスクを取れ」なんて偉そうなことは言えない。
僕もまだビビりながら投資してるし、
下がったときは普通に落ち込む(笑)

でも、だからこそ言いたい。

“知らないから怖い”っていう壁を、一歩だけでも越えてみると世界が変わる。

BTC価格の上下についてはこちらでくわしく解説しています
▶ ビットコインの価格が上下する理由とは?初心者にもわかる“5つの要因”を解説

次の章では、「日本の社会制度や仕組みが、ビットコインの普及を妨げてる部分」にも触れていきます。

社会の仕組みと制度|現金主義と“出る杭は打たれる”空気

日本人がビットコインをなかなか買わない理由って、
個人の気持ちやマインドだけじゃなくて、
社会全体の空気感や制度の設計にも原因があると思ってる。


「現金主義」が根強い国

日本って、いまだに現金が大好きな国だよね。

  • コンビニで現金払いが普通にある
  • 銀行に並ぶのが日常
  • 給料も手取り重視(現金ベース)

キャッシュレス化が進んでるとは言っても、
まだまだ現金文化が根深く残ってる。

そんな国で、
「仮想通貨」とか「ウォレット」とか「自分で資産管理」とか言っても、
正直ピンとこない人が多いのも無理ないと思う。


金融リテラシーのハードルの高さ

たとえば…

  • 銀行口座は作ったことあるけど、取引所は使ったことない
  • QRコード決済は使ってるけど、ウォレットは分からない
  • マイナンバーと紐づけとか言われると面倒くさい

こういう感覚の人って、かなり多い。

日本って全体的に「便利なものが自動で整備される」国だから、
自分で資産を“管理する”文化が育ちにくいんだよね。


「出る杭は打たれる」社会的プレッシャー

あと、これも地味に大きい。

日本では、
「人と違うことをする=変わってる・危ない」っていう空気がある。

たとえば…

  • ビットコインに投資してる → 「え、それ大丈夫なの?」
  • NFT買ってる → 「騙されてない?」
  • 海外口座持ってる → 「なんか危ないことしてるんじゃ…」

みたいなリアクションをされたこと、僕も何度もある。


「みんながやってない=やらない」が当たり前

これが日本人のすごく独特なところ。

  • 誰も持ってない
  • 周りでやってる人がいない
  • ニュースでもやってない

だから「様子見」になって、気づいたときには世界から遅れてる。

実際、仮想通貨の普及率でも
日本は世界の中でかなり下位の方にいる。
(たとえばChainalysisの2024年データだと、採用指数はアジアでも中位以下)


でもね、誰かが最初に一歩踏み出さないと、
この空気って一生変わらない。

それに、今はまだ「みんなやってない」けど、
数年後には「やってて当たり前」になるかもしれない。

そのとき、「もっと早く始めておけばよかった…」ってなる前に、
自分のペースで情報を集めて、少しずつ慣れていけばいいと思う。


次は、いよいよ実際のビットコイン保有率のデータと国際比較を見ながら、
「本当に日本だけが少ないのか?」という事実に迫っていくよ。

世界と比べてどうなの?日本のビットコイン保有率

ここまで「日本人がビットコインを買わない理由」をいろいろ掘ってきたけど、
やっぱり気になるのは**実際にどれくらいの人が持ってるのか?**ってことだよね。

「なんとなく少なそう…」って思ってたけど、
調べてみたら本当に世界的に見ても日本はかなり低い


日本のビットコイン保有率は「3〜4%程度」

これは色んな調査によって多少数字はブレるんだけど、
2024年時点での主要なデータを参考にすると、
ビットコインや仮想通貨を保有している日本人は、だいたい全体の3〜4%くらい。

たとえば、以下のようなデータがある:

  • bitFlyer調査(2023年):仮想通貨保有率は約4.1%
  • 金融庁「暗号資産に関するアンケート」(2022年):約3.5%
  • Chainalysis 2024年 世界採用指数:日本は中〜下位圏

つまり、日本では20人に1人以下しか持っていない。


他の国はもっと“当たり前”に持ってる

じゃあ、海外はどうなの?って話になるけど、
たとえばアメリカでは2023年時点で…

  • 18〜34歳の仮想通貨保有率:30%以上
  • 全体の保有率でも約15%超

他にも:

  • ナイジェリア:約45%(モバイルマネー普及+インフレ回避)
  • トルコ:約27%(通貨安のヘッジ手段として)
  • ベトナム、フィリピン、インドネシアなども20%以上の高水準

特に新興国では、
“仮想通貨は生活の一部”になっている国も少なくない。


「使う理由」があれば、自然と浸透する

実際、日本でもPayPayや楽天ポイントはみんな使ってるよね?
あれって、“便利だから”“得だから”って理由で使い始めた人がほとんど。

ビットコインも同じで、
「インフレヘッジになる」「長期的に資産を守れる」「送金が早くて安い」
こういう“使う理由”がしっかり浸透してくれば、
自然と保有率も上がっていくと思う。

でもそのためには──

  • メディアが正しい情報を出す
  • 税制が整う
  • 教育(リテラシー)が追いつく

この3つが揃わないと、日本はいつまでも「様子見国家」のままだなって思う。


ということで、ここまで色んな角度から
「なぜ日本人はビットコインを買わないのか?」を探ってきたけど──

最後に、僕なりのまとめとして次の章で、
今後どうなっていく可能性があるのか?をちょっとだけ予想して締めようと思う。

まとめ|“今”だからこそ、日本人こそチャンスかもしれない

ここまで、「なぜ日本人はビットコインを買わないのか?」っていうテーマで、
社会的な背景や制度、文化、税制などいろんな角度から掘ってきた。

結論としては──
日本は「仕組み的にも、空気的にも、ビットコインに手を出しづらい国」なんだと思う。

でもね、裏を返せばこうも言える。


まだ誰も動いてない今が、一番のチャンス

みんなが買い始めてからだと、遅い。

  • 法人がBTCを買うようになってからじゃなくて
  • 政府が制度整えてからじゃなくて
  • メディアが「今が買い時!」って煽ってからじゃなくて

誰も動いてない今こそ、動ける人が一歩リードできるタイミングだと思ってる。


僕も最初は半信半疑だった

ビットコインに最初に触れたとき、
「こんなの本当に価値あるの?」って思ったし、
周りに話しても「危なくない?」って言われまくった。

でも、調べて、自分で少しずつ買って、
何年か持ってみた結果──

今はこう思ってる。

「自分の資産を、国や銀行からちょっと離して考える」って、超大事。


日本人こそ、長期目線で備える価値がある

物価は上がってるのに給料は上がらない。
税金や社会保険料は増える一方。

そんな中で、
「現金預金だけでなんとかなる」って考える方が、もはやリスク。

ビットコインが未来の通貨になるかはわからないけど、
少なくとも“選択肢の一つ”として持っておくのはアリだと思う。


最後に:少額でもOK、自分のペースで学ぶことが第一歩

「いきなり大金を投資しろ!」なんて言うつもりはない。

  • まずは口座を作ってみる
  • 数千円だけ買ってみる
  • ニュースや制度を追いかけてみる

こういう小さなアクションを積み重ねることで、
少しずつ「お金に強い自分」になれる。

少額から始めたい人はまずこのガイドからどうぞ
▶ コインチェックの始め方|口座開設から購入までやさしく解説

コインチェック

ということで、今回の記事が
「なんでみんなビットコイン買わないの?」って疑問に答えるだけじゃなく、
自分で考えるきっかけになったらうれしいです。

それでは、また別の記事で。


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