初心者だった僕にもわかった“かみ砕き解説”【2025年版】
はじめに:「ETFって何?ビットコインと何が関係あるの?」
ビットコインのことを少しずつ調べてたある日、
SNSで「ビットコインETFが承認された!」「ETFが価格を押し上げる!」って話題が流れてきた。
…いや、ETFってなに?
正直、当時の僕にはカタカナ3文字の金融用語は全部“知らん単語”だった。
でもいま思えば、この「ビットコインETF」ってめちゃくちゃ大事なワードだった。
なぜなら、ETFの存在がビットコインの価値にも、これからの上昇にもめちゃくちゃ関係してるから。
この記事では、「ETFってなに?」「それがなんでビットコインと関係あるの?」っていう疑問を、
知識ゼロだった昔の僕に説明するつもりで、超かみ砕いてまとめてみる。
このページでわかること
- そもそもETFってなに?どういう仕組み?
- ビットコインETFとは?どういう意味?
- 初心者でも知っておくべきメリット・デメリット
- 僕なりの「こんな人にはETFが向いてる」考察
まず、「ETF」ってなんのこと?

ETFとは「上場してる投資信託」のこと
カタカナだとわかりにくいけど、ETFは英語の略で、
“Exchange Traded Fund(エクスチェンジ・トレーデッド・ファンド)”って言う。
ざっくり言うと、「証券取引所で売買できる投資信託」のこと。
例えるなら:
スーパーで“詰め合わせパック”を1つの箱で買う感じ。
つまり、ETFって「いろんな資産が入った箱」をまるごと買える仕組み。
しかも、普通の株と同じように証券口座からポチっと買える。
ETFの特徴(初心者向けまとめ)
- 株と同じように売買できる(リアルタイム価格)
- 手数料が安い(インデックス型が多い)
- 分散投資ができる(1つのETFで複数の資産)
だから、ETFは「投資の初心者でも使いやすい」って言われてる。
ビットコインETFとは?=「ビットコインのETF版」
つまり、「ビットコインETF」っていうのは、
“ビットコインに連動するETF”のこと。
投資信託の箱の中にビットコインが詰まっていて、
それを証券口座から買えるようにしたってイメージ。
ポイントはこれ:
実物のビットコインを買わなくても、値動きに“間接的に”投資できる。
実物を買わずにビットコインに投資できる
これが最大の特徴。
- ウォレットもいらない
- 送金ミスや詐欺の心配もない
- 税金や管理も株と同じルール
ビットコインETFを買えば、
仮想通貨初心者でも「株と同じ感覚でビットコインに触れられる」ってわけ。
具体的にはどんなETFがある?
2024年にアメリカで現物ビットコインETFが初めて承認されてから、
複数のETFが証券市場に上場してる。
たとえば:
- BlackRock(ブラックロック)の「IBIT」
- Fidelity(フィデリティ)の「FBTC」
どちらもビットコインの価格と連動するように作られてるETF。
なぜビットコインETFが話題になってるの?
米国初の「現物ビットコインETF」承認が転機だった
2024年、アメリカの証券取引委員会(SEC)がついに「現物ビットコインETF」を承認した。
それまで承認されていたのは「先物ETF」だけだったから、これはめちゃくちゃ大きなニュースだった。

現物ETFと先物ETFの違い:
- 先物ETF: 実際にBTCを持ってるわけじゃない。値動きの“予想”に賭ける商品
- 現物ETF: ビットコインそのものを“現物”で保有してるファンドが作るETF
つまり、ETFの中に本物のビットコインがある。
なぜ注目されているのか?3つの理由
① 機関投資家が参入しやすくなる
→ 法人や年金基金など、大きなお金を動かす人たちが投資できるように。
② 信頼性・安全性が高まる
→ 「怪しいコイン」じゃなく、「証券として認められた資産」として扱われるようになった。
③ 一般投資家にも買いやすくなった
→ ウォレットとか送金とか難しい操作が不要で、「楽天証券」や「SBI証券」など国内証券口座で買える未来も近い。
ビットコインETFのメリットとデメリット
メリットまとめ
メリット | 内容 |
---|---|
ウォレット不要 | 仮想通貨特有の管理リスクがない |
安全・信頼感が高い | 上場審査を通過していて、金融庁も把握できる商品 |
株式感覚で買える | 他のETFや株と一緒にポートフォリオ管理できる |
税制がわかりやすい | 譲渡益課税(株と同じ)で、確定申告が比較的ラク |
デメリットも知っておこう
デメリット | 内容 |
---|---|
自分で保有していない | ブロックチェーン上に“自分のBTC”がない状態 |
自由に送金できない | DeFiやNFTに使ったりはできない |
取引時間に制限あり | 株式市場の開いてる時間しか売買できない(24時間じゃない) |
「ETFが向いてる人」ってどんな人?
僕の個人的な考えだけど、こんな人にはビットコインETFって相性いいと思う。
① 仮想通貨の「管理」がちょっと不安な人
「ウォレットってなに?」「送金ミスとか怖いんだけど…」って思ってる人。
→ ETFならそういう管理は不要。
② 積立NISAや株式投資はやってるけど、BTCは初めての人
→ いつもの証券口座で、他の商品と同じ感覚で投資できるのは安心材料。
③ 「価格には乗りたいけど、現物はまだ怖い」って人
→ ビットコインの将来性には期待してる。でも詐欺やハッキングが怖い。
そんな人が“遠くから参加”できるのがETFだと思ってる。
僕ならこう使う:ETFは“入口”、現物は“本番”
僕自身は、いまは現物のビットコインを長期ホールドしてるけど、
最初のころはETFって「ちょうどいい距離感」だなって思ってた。
- リスクを抑えたいときはETFで値動きにだけ乗る
- 仮想通貨の世界に本格的に入るなら、現物を買って自分のウォレットに保管する
そうやって、「段階を踏んで仮想通貨に慣れていく」のもアリだと思う。
まとめ|ETFは“仮想通貨への入り口”としてめっちゃ使える
「ETFってなに?」と思ってたあの頃の僕に伝えたいのはこれ
- ビットコインETFは、初心者が仮想通貨に触れるための“安心ルート”
- 複雑な管理がいらない、信頼できる投資方法
- でも「自分で保有」したいなら、現物も知っておこう
仮想通貨は、使い方しだいで「超便利」か「超リスク」にもなる。
でもETFなら、その“入り口”としてはちょうどいい選択肢だと思う。
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