ビットコインってなんで「金」に例えられるの?初心者でもわかる「デジタルゴールド」の意味と本質

どうも、あおにーとです。
仮想通貨やビットコインに興味を持ち始めた頃、ずっと疑問に思ってたことがありました。

「ビットコインはデジタルゴールドだ」
「金(ゴールド)のような価値の保存手段だ」

って、よく聞くけど…

いやいや、ビットコインと金って、全然別物じゃん?

って、思ってたんですよね。
デジタル通貨と物理的な金属。どう考えても似てない。

でも、いろいろ調べていくうちに、
実はこの例えって、すごく的を射ているということがわかってきました。

というわけで今回は、昔の自分に話すような気持ちで、

  • なんでビットコインは金に例えられるのか?
  • どういう意味で「デジタルゴールド」って言われるのか?
  • 僕がそれを理解して、長期保有するようになった理由

を、初心者でもわかるように、できるだけやさしく解説していきます。


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「ビットコイン=金」と言われるのはなぜ?

まず一番よく聞くのが、「ビットコインは金と似ているから価値がある」という話。

ぶっちゃけ、最初は意味不明でした。
でも、この「似ている部分」を順番に見ていくと、
「なるほど、確かにそういう見方もできるな」って思えてくるんです。


共通点①|発行上限が決まっている(希少性)

ビットコインは、発行できる枚数があらかじめ決められています。

最大発行数:2100万枚

これは、プログラムで決められていて、誰にも変えられない。
つまり、増やせない通貨なんです。

これ、金と同じなんですよ。

金(ゴールド)も、地球上にある量が限られていて、
人間が頑張って掘っても、そう簡単には増やせない。

この「希少性」が、ビットコインと金の共通点のひとつです。


共通点②|中央の発行者がいない(非中央集権)

ビットコインには、管理者がいません。

  • 発行する中央銀行もない
  • 誰かがコントロールする仕組みでもない

金も同じです。誰かが「金を作る権利」を持ってるわけじゃない。
自然界にある資源を掘って、取引されているだけ。

ビットコインも、ネットワークのルールに従って
「マイナー」と呼ばれる人たちが、電気を使って採掘(マイニング)している。

つまり、どちらも中央機関に頼らない価値という意味で、よく似てるんです。


共通点③|価値を保存する手段(ストア・オブ・バリュー)

金は、古くから「価値の保存手段」として使われてきました。

戦争やインフレで通貨の価値が下がっても
金を持っていれば、その価値は守られた

そんな話を聞いたことがある人も多いと思います。

ビットコインも、少しずつ「金と同じような存在」になってきています。

金とビットコインの比較一覧

・通貨のインフレ対策
・政治リスクの回避
・分散投資の一部として保有

こんな目的で、個人や企業、さらには国までもがビットコインを持ち始めているんですね。


実際に「金」として使い始めている人たち

じゃあ本当に、そんなふうに使われてるの?って気になりますよね。

事例をいくつか紹介すると…


● マイクロストラテジー社(アメリカ)

→ 2020年から、企業の準備資産としてビットコインを大量購入。
 今では10万BTC以上を保有しています。

● エルサルバドル

→ 世界で初めて国家としてビットコインを法定通貨化
 政府が直接購入して、準備金として保有。

● 個人投資家やインフルエンサーたち

→ 「インフレに備えるためにビットコインを積立している」
 「ドル建て資産を一部BTCに移している」などの発信も増加中。


つまり、「デジタルゴールド」はただの例えじゃなくて、
実際に“金のように”使われているというわけです。


金との違いもある|ビットコインは「進化したゴールド」

もちろん、金とまったく同じではありません。
違いもあります。

でもその違いって、実はビットコインの“強み”でもあるんですよね。


① 持ち運びが楽すぎる

金は重いし、持ち歩くのも大変です。
盗難リスクもある。

でもビットコインなら、スマホ1台あれば世界中どこでも送金できます。
大金でも、数分で、手数料数百円以下


② 保管コストがほぼゼロ

金を安全に保管しようと思ったら、金庫やセキュリティが必要。
ビットコインなら、ハードウェアウォレットひとつで安全に保管可能。

→ 実際、僕もLedgerというウォレットを使ってます。
→ USBみたいな見た目だけど、ちゃんと秘密鍵を守ってくれる優れもの。

仮想通貨を守るカギ「ハードウェアウォレット」って何?


③ わけて持てる・送れる

金は「1g単位」とかで売ってるけど、ビットコインは0.0001BTC単位で分割可能。
だから、超少額から投資できるし、送金もしやすい。


なぜ今、金よりもビットコインに注目が集まっているのか?

世界的に、ビットコインが「新たな金」として注目される理由があります。
それは、お金(法定通貨)の信用が揺らいでいるからです。


世界のM2(通貨供給量)は増えすぎた

たとえばアメリカでは、2020年以降に大量のドルが刷られ、M2(通貨供給量)は激増しました。
日本やユーロ圏も同様に、景気対策や金融緩和でお金がジャブジャブ状態です。

  • アメリカのドル、日本の円、ユーロ…
  • 各国の中央銀行がバンバンお金を刷っている

こうして法定通貨の価値が下がっていく中で、
「発行上限がある」「誰にも増やせない」ビットコインの価値が見直され始めているんですね。

円安・ドル安のリスクも拡大中

たとえば、日本。
円安が進みすぎて、「海外からの輸入物価が上がる→生活が苦しくなる」という悪循環に。

そんな中で「ビットコインは発行上限があるし、中央がいない」
→ 信用できる資産として、少しずつ評価されている。


僕がビットコインを「金のように」積み立てている理由

正直、ビットコインって価格の上下が激しいから怖いなって思ってたんですよ。
でも、金と比較してみたら、こんな風に考えが変わりました。


価値を守る“避難所”としての役割

→ 日本円やドルに不安があるなら、BTCに分散してもいいよな?って考え方


積立ならリスクも抑えられる

→ 例えば月5000円ずつ(その人の無理のない範囲で)くらい、コツコツ買っていけば、
 高値づかみも避けやすいし、長期的には安定


デジタル時代に合った“新しい金”を持つ選択

→ 僕にとってビットコインは「稼ぐための投資」じゃなくて、
 「価値を保存しておくための資産」って感じなんです。


まとめ|ビットコインは“未来の金”かもしれない

「ビットコインは金に例えられる」って話。
昔の僕はピンときませんでした。

でも、こうして共通点と違いを並べてみると、

・ 希少性
・非中央集権
・価値の保存性
・実際に保有する国・企業が増えてる
・金より使いやすい面もある

こういった理由から、「デジタルゴールド」って言われてるんだって、今は理解できるようになりました。


もし「これからの時代、何にお金の価値を預けていけばいいんだろう?」と迷っているなら、
ビットコインという選択肢を、金と同じ目線で考えてみてもいいんじゃないかと思います。

僕も、そうやって少しずつ長期積立を続けています。


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