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週刊ビットコイン8/17~8/23

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  1. はじめに
  2. 今週のビットコイン価格まとめ(日曜〜土曜)
  3. 主な出来事・イベント・ニュース(8月17日〜23日)
    1. ● 8月19日(火):約112Kドル台までの調整開始
    2. ● 8月21日(木):一段安、111Kドル台まで下落
    3. ● 8月23日(土):ジャクソンホール前の期待買いで反発
    4. ● 国家・機関・政治家によるビットコイン関連の動き
    5. ● 長期価格予測が再燃:2035年にBTC130万ドル?
  4. 相場の動きの要因分析(チャート・指標・出来高ベース)
    1. ● ニュース要因(外部環境)
    2. ● テクニカル指標の動き(4時間足チャートより)
      1. 【EMA:トレンド転換を探る動き】
      2. 【MACD:弱気のピークを脱したが、まだ強気転換には早い】
      3. 【RSI:売られ過ぎを脱し、現在は“中立ゾーン”へ】
    3. ● 出来高:売り一巡後に“戻り買い”が見られた週
    4. ● 総合的に見ると…
  5. SNS・世間の空気感や投資家の心理
    1. ● 【週初〜19日】高値からの反落で「やっぱりダメか…」という諦めムード
    2. ● 【20日〜21日】沈黙と冷静な分析が増える時間帯
    3. ● 【22日〜23日】反発後、希望が少し戻るも“慎重な楽観”
    4. ● 【トレーダー層ごとの心理の違い】
    5. ● Fear & Greed Index の推移(概算)
    6. ● まとめ:市場心理は「一度冷静になったあと、静かに前向き」
  6. 来週に向けての注目ポイント・備えたいこと
    1. ① マクロ環境と経済イベント:材料はまだ続く
    2. ② テクニカル的な焦点:レンジを抜けるか?
      1. 【短期トレンド】
      2. 【注目の価格ゾーン】
    3. ③ ETF・機関マネーのフローも引き続き重要
    4. ④ 投資家心理:楽観へ戻るか、再び慎重に傾くか?
    5. ● 来週のトレード・投資戦略イメージ(シナリオ別)
    6. ● 来週に向けて心がけたいこと
  7. まとめ
    1. 今週の総括ポイント
    2. 来週へのヒント
    3. 投資家へのひと言

はじめに

先週のビットコイン市場は、久しぶりに大きな注目を集める展開になったよ。なんといっても、8月14日に一時124,000ドル台に到達し、史上最高値を更新したことが大きなハイライト。これはビットコインにとっても、投資家にとっても、心理的にかなり意味のある節目だったよね。

でもその後は、やっぱり「調整」の動きが強くなって、週後半には113,000ドル台まで下落。高値をつけた後の利確売りもあるし、上昇の勢いが続かないことに対する不安感も出てきた。そんな中で、市場の注目は8月22日(日本時間23日未明)に開催された、ジャクソンホールでのパウエル議長の発言へと移っていったんだ。

今回の週刊ビットコインでは、この「124Kドルの高値→約8%の調整→ジャクソンホールでの反発」という一連の流れを、ニュース・テクニカル・市場心理の3点からじっくり振り返っていくね。

特に今週は、価格の動きそのものも面白かったけど、それ以上に「なぜ今、再びビットコインが注目されているのか?」という背景が見えてきた週でもあると思う。FRBの金融政策、国家によるビットコイン戦略、ETF動向、機関投資家の動き——これらが複雑に絡み合って、相場の“熱”を作っていた。

来週以降の相場を読むためにも、今週の動きを一緒に丁寧に振り返っていこう。

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今週のビットコイン価格まとめ(日曜〜土曜)

今週のビットコインは、一進一退のレンジ相場が続いた印象だったね。特に火曜〜水曜にかけては一時112,000ドル台まで下落する場面もあって、「あれ?これ崩れるかも?」という不安感が広がった。でも金曜にかけてはじわじわと回復し、週末には116,000ドル台まで戻してフィニッシュ。

1週間の価格レンジとしては、高値117,417ドル・安値111,699ドル。変動幅はそこそこ大きかったけど、方向感はやや乏しかったとも言える。

以下、日ごとの高値・安値・終値を表にまとめてみたよ:

日付高値(USD)安値(USD)終値(USD)
8月17日(日)118,559117,279117,453
8月18日(月)117,417114,653116,252
8月19日(火)116,729112,751112,831
8月20日(水)114,617112,409114,275
8月21日(木)114,776112,023113,500(概算)
8月22日(金)117,417111,699116,874
8月23日(土)116,929115,495116,800(概算)

(※価格はCoinMarketCap、Investing.com、Statmuseなど複数ソースより集計)


この週の動きで特筆すべきなのは、19日〜22日にかけて112K台まで下がったあと、再び117K手前まで戻すという“V字回復”気味の値動きが見られたこと。これ、実はジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言を市場が好感した結果なんだよね。

また、極端に強いトレンドが出なかった一方で、「売るに売れない」「買うに買えない」という迷いの相場でもあった。次に続くニュースパートでは、その背景にどんな材料があったのかを詳しく見ていこう。

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主な出来事・イベント・ニュース(8月17日〜23日)

今週のビットコイン市場には、「調整局面に入る理由」がいくつも重なってたんだ。その一方で、底堅さを支える“支援材料”も多く、まさに材料の綱引きのような一週間だった。ここでは、ニュースを時系列に追いながら、相場を動かした主な要因を整理してみよう。


● 8月19日(火):約112Kドル台までの調整開始

週初は118K台と堅調なスタートだったけど、19日には一転して112,750ドルまで急落。下げの直接的な原因は明確ではなかったけど、いくつかの背景が挙げられる:

  • 米国債利回りの上昇(リスクオフ気味)
  • ETF資金流入が鈍化(特にBlackRock)
  • 高値圏での利確売りとショートポジションの増加

このタイミングで市場には「一度下げるかも?」という警戒ムードが広がり、X(旧Twitter)でも「次は110K割れ?」といった悲観投稿が増えた。


● 8月21日(木):一段安、111Kドル台まで下落

22日には今週の最安値111,698ドルを記録。この急落を後押ししたのが、FOMC議事録の公開(日本時間22日未明)だった。

  • 議事録内容はややタカ派寄り(インフレへの警戒継続)
  • 利下げ時期について「年内は様子見」とのスタンスが明確に
  • 一時的に「金利据え置き長期化=ビットコインには逆風」の見方が広がる

また、オンチェーンデータでは、クジラ(大口保有者)アドレスの一部が取引所への送金を増やしていたことも判明し、短期売りの圧力を裏付ける材料になった。


● 8月23日(土):ジャクソンホール前の期待買いで反発

今週後半の注目イベントが、米ワイオミング州でのジャクソンホール経済シンポジウム。パウエルFRB議長の講演を控え、金曜夜から事前期待による買い戻しが入り、BTCは一時117,000ドル台まで回復した。

  • 投資家の間では「パウエルが利下げを示唆するかも」との観測が強まる
  • 債券市場でも利下げを織り込む動きが強まり始める
  • 一部では「インフレ鈍化→金融緩和→リスク資産上昇」という期待ロジックが優勢に

これによって、調整局面から一転して「押し目買い」に転じるトレンドが見られた。


● 国家・機関・政治家によるビットコイン関連の動き

今週は価格の話題だけじゃなく、ビットコインが“国家レベルで扱われ始めている”という象徴的なニュースも相次いだよ:

  • 米政府の戦略的ビットコイン準備:実際の購入プロセスが進行中との観測(3月に発表済みの政策が動き出した)
  • テキサス州、BTC準備金制度を本格化:州独自の財政保全策の一環として採用へ
  • オランダのAmdax社、BTCを保有する上場企業を設立へ:欧州初の“ビットコイン財務特化企業”としてEuronextに申請予定

また、Eric Trump氏が日本の暗号資産関連企業「Metaplanet」の総会出席のため9月に来日予定と報じられ、政界からの暗号資産関与も話題に。


● 長期価格予測が再燃:2035年にBTC130万ドル?

米資産運用会社Bitwiseが発表した新レポートが注目を集めた。内容は以下の通り:

  • 10年後(2035年)にビットコイン価格は130万ドルに到達する可能性がある
  • 背景:希少性、法定通貨不信、国家レベルでの採用

この予測は賛否両論あるものの、SNSでは「長期保有で億り人を目指す」という声が再燃していたよ。


このように、今週は「調整の要因」と「反発を支える強気材料」が入り混じる、方向感に欠けるけど本質的にはポジティブ要素が多い週だったと言えるね。

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相場の動きの要因分析(チャート・指標・出来高ベース)

今週のビットコイン相場(8月17日〜23日)は、価格としては112K〜118Kの間を上下するレンジ型の荒れた展開。この背景には、複数の要因が絡んでいたけど、チャート上のテクニカル指標の変化もかなり鮮明に現れていたよ。

ここでは、ニュース要因に加えて、実際のチャートから見えるテクニカルの動きを読み解いていこう。


● ニュース要因(外部環境)

  • FOMC議事録(8月21日)でタカ派色がやや強まった
    → 「年内利下げは慎重に判断」との文言が警戒感を誘い、BTCもリスクオフに。
  • ジャクソンホール会議前のポジション調整
    → FRB議長の講演を控えた不確実性から、一時的な売りが優勢に。
  • 国家・機関のポジティブな動きも多かった
    → ただし、中長期材料であるため短期相場を支えるにはやや力不足。

● テクニカル指標の動き(4時間足チャートより)

BTC/USD H4チャート

【EMA:トレンド転換を探る動き】

  • 赤:EMA25、黄:EMA75、青:EMA200
  • 今週中盤までは価格がすべてのEMAを下回り弱気地合いだった
  • 8月22日の大陽線で一気に全EMAを上抜け
    EMA25が上向きにカーブしてゴールデンクロスの兆し
  • しかし23日のローソク足では再び下落し、EMA75・EMA200がレジスタンスとして意識されている

長期(EMA200)はまだ上向き維持しており、構造的な上昇トレンドは壊れていない
→ ただし、短期的には「戻り売り」の圧力が強まる場面も確認できる


【MACD:弱気のピークを脱したが、まだ強気転換には早い】

  • MACDラインは今週前半に深いマイナス領域に沈んでいた
  • 22日の急騰以降、ヒストグラムが縮小しつつクロス間近
  • 現在もまだマイナス圏内で推移しており、明確なゴールデンクロスには至っていない

→ トレンド転換を示“準備段階”にはあるが、強気確定ではない状況
→ 来週、MACDクロスが発生するかどうかが短期判断の鍵


【RSI:売られ過ぎを脱し、現在は“中立ゾーン”へ】

  • RSIは週前半、45以下で低迷(売られ過ぎ近辺)
  • 22日の上昇で一気に70近くまで回復
  • その後の調整で現在は55前後まで低下中

→ RSI的には「過熱感は消え、どちらにも動ける位置」
→ トレンドフォローよりもブレイクアウト戦略に向いた位置関係


● 出来高:売り一巡後に“戻り買い”が見られた週

  • 下落フェーズ(19〜21日)は、明らかに売り主導での出来高増加
  • 特に22日の上昇は大陽線+高い出来高=買いの強さを裏付けた
  • 23日はやや失速したが、売りのボリュームは以前より減少

「売り圧力はピークを過ぎた」可能性が高く、調整完了のサインとも取れる
→ ただし、明確な継続的買いはまだ確認されていない


● 総合的に見ると…

チャートとテクニカル分析から読み取れるのは以下のような構図:

「中期トレンドは維持されているが、短期的には戻り売りの警戒が必要」
「22日の急反発は、単発のショートカバー+期待買いだった可能性も高く、本格上昇の入り口ではなかったかもしれない」

つまり、“下げ止まり感は出ているけど、上昇トレンドへの回帰は来週の動き次第”ってことだね。

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SNS・世間の空気感や投資家の心理

今週(8月17日〜23日)のビットコイン市場は、価格の上下ももちろん大事なんだけど、それ以上に「市場の空気がどう変わったか?」が非常に興味深い週だったと思う。SNS、特にX(旧Twitter)やRedditを見ていると、投資家の心理が日ごとに揺れていたのがよく分かる。


● 【週初〜19日】高値からの反落で「やっぱりダメか…」という諦めムード

週明け、BTCは118K台と高めで推移していたけど、19日(火)にかけて急落。112K台への下げが入ったことで、SNS上では一気にネガティブな雰囲気が広がった。

  • 「また高値掴みした…」
  • 「ETFの材料出尽くしか」
  • 「押し目だと思ったのに押し目じゃなかった…」

この辺りで目立っていたのが、ポジションを持っていた人の不満・諦め・疑心暗鬼。Fear & Greed Indexも、このあたりで「Neutral(中立)」にまで下落していたね。


● 【20日〜21日】沈黙と冷静な分析が増える時間帯

下げが進むにつれて、Xでは投稿数自体が減少。「様子見」「静観」が多く、熱量はかなり低かった。

ただその一方で、以下のような冷静な声も目立ってきたんだ:

  • 「これ、むしろ週末に向けての買い場では?」
  • 「クジラが拾ってる動きに見える」
  • 「ジャクソンホールで反発あるかも」

→ このあたりで、「感情で売らず、計画的に拾う人」と「不安で動けなくなる人」が二極化していた印象だったね。


● 【22日〜23日】反発後、希望が少し戻るも“慎重な楽観”

22日の大陽線でBTCが117K台まで急反発したとき、Xでは久しぶりに「買いが正解だった」系のポストが増加。

  • 「やっぱり押し目だったか…」
  • 「次は125Kトライある?」
  • 「FOMOしてない?」

でも、以前のような強気一色のムードとは違って、「反発したけど油断できない」という慎重な声が多かったのも事実。

Redditでは「次に向けてどう戦略立てるか?」という投稿が増えており、相場に対して構え直す姿勢が見えてきた。


● 【トレーダー層ごとの心理の違い】

投資家タイプ今週の心理傾向
短期トレーダー高値掴みからの損切り → 一部反発で取り返しモード突入
中長期ホルダー「こんなのは誤差」「国家が買ってるんだから信じる」的な楽観
新規参入層動揺と迷いが強め。「これってまだ上がるの?」と混乱中

● Fear & Greed Index の推移(概算)

  • 8月17日(日)時点:Greed(70前後)
  • 8月21日(木)時点:Neutral(50台)
  • 8月23日(土)時点:Greed(60台回復)

→ センチメントは「欲 → 中立 → やや強気へ回復」と、価格と連動しながらも、大きく崩れることはなかったのが特徴的。


● まとめ:市場心理は「一度冷静になったあと、静かに前向き」

  • 今週は、パニック的な売りよりも“様子見・静観”が多かった印象
  • 一時的に心理が冷えたけど、価格の反発と長期材料で希望は維持された
  • 明確な強気ムードではないけど、「次の上昇に備える動き」が始まりつつある

この空気感を踏まえると、来週にかけては「強気に戻れるかどうか」の心理的分岐点になりそうだね。

来週に向けての注目ポイント・備えたいこと

今週は112Kまで下落したあと、117Kまで戻すというV字気味の動きがあったことで、「底は打ったのか?」という声も出てきたよね。でも、まだ安心するには早い。来週の相場は、“上値を試す”か“レンジ継続”か、もしくは再び下値を探るのか”という分岐点になりそうだ。

ここでは、来週に向けてチェックしておきたいポイントを、マクロ要因・テクニカル・市場の空気の3つに分けて見ていこう。


① マクロ環境と経済イベント:材料はまだ続く

来週も、ビットコインに間接的な影響を与える重要な米経済指標の発表が複数あるよ:

  • 8月27日(火):米国消費者信頼感指数(CB)
    → 景況感が良ければ「ソフトランディング」期待が高まりリスクオンに。
  • 8月29日(木):米GDP改定値(Q2)
    → 前回速報値との乖離があれば、市場が神経質に反応する可能性。
  • 8月30日(金):PCE物価指数(FRBが最も重視するインフレ指標)
    → 利下げ時期に直結する材料。結果次第ではBTCも強く反応するかも。

→ これらの指標によって“ジャクソンホール後の流れ”が本物かどうかが試される一週間になりそう。


② テクニカル的な焦点:レンジを抜けるか?

【短期トレンド】

  • 22日の大陽線で全EMAを一度上抜けたが、23日には再び押し戻された
  • 現在は、EMA75(黄色)と200(青)の間に挟まれる形=方向感はまだ中立
  • MACDもクロス寸前、RSIも50台半ばでニュートラル

→ テクニカル的には「どちらにも抜ける準備はできている」けど、明確なブレイクアウトはまだ

【注目の価格ゾーン】

  • 上値の節目:117,500〜118,500ドル
    → ここを上抜ければ、再び120K超え〜125K挑戦の目が出てくる
  • 下値の節目:112,000〜111,500ドル
    → ここを割り込むと、110K〜107Kドル台への調整リスクが再燃

→ ブレイクアウト方向に出来高が伴えば、それが来週の方向性を決める可能性が高いよ。


③ ETF・機関マネーのフローも引き続き重要

ETFへの資金流入が一時減少していたけど、来週以降再び増えるようなら強気に転じる根拠になる。

  • 特にBlackRock・FidelityのETFに注目
  • 機関系からのフローが続く=「押し目買いが入っている」シグナル
  • 一方、流出が続くようなら再調整リスクも

→ ETF動向は、価格だけでなく「市場の姿勢」そのものを映す鏡。毎日確認しておく価値があるね。


④ 投資家心理:楽観へ戻るか、再び慎重に傾くか?

今週の反発は確かに市場のムードをやや改善させたけど、まだ本格的な「強気回帰」ではない。

  • 来週、再び下値を試すような動きがあれば、すぐに悲観モードに戻る可能性もある
  • 一方で、117Kを安定的に超えてきたら「押し目完了」との見方が定着するかも

センチメントがどちらに転ぶかは、チャートとニュースの“合わせ技”で決まると思っていい。


● 来週のトレード・投資戦略イメージ(シナリオ別)

シナリオ状況想定戦略
上抜け(強気)118K突破+出来高増ブレイクアウトで買い増し/短期買いエントリー
横ばいレンジ継続112K〜117Kの範囲内スキャル・レンジ内トレード/方向感待ち
下抜け(弱気)111K割れ+下値加速一時撤退/ショート/下値支持線で拾う判断を検討

● 来週に向けて心がけたいこと

  • 「焦らない」:中長期のトレンドは崩れてない
  • 「感情で動かない」:反発も下落も一時的な揺れかもしれない
  • 「データを丁寧に追う」:経済指標・ETFフロー・オンチェーンデータなど

次のフェーズは「本格反転」か「再調整」か、どちらにしてもここからの1〜2週間で答えが出る可能性が高い

その流れをしっかりつかめるように、情報と感情を切り分けて、落ち着いて立ち回っていこう。

まとめ

2025年8月17日(日)〜23日(土)のビットコイン相場は、テクニカルにも心理的にも「方向感が定まらない、不安定な相場」だったと言えるね。

価格だけ見ると、週初に118Kドル台をつけたあと、週央にかけて112Kドル台まで下落、その後117Kまでリバウンドという大きな波があったけど、実際には「どこまで信じていいのか分からない」ような空気が漂っていた。


今週の総括ポイント

  • 高値:118,559ドル(8/17)/安値:111,698ドル(8/22)
  • FOMC議事録の“タカ派色”が下落の引き金に
  • 22日に強いリバウンドも、テクニカル的には押し戻される形
  • 出来高の動きやMACDの構造を見る限り、“下げ止まり感”は出ている
  • センチメントは冷えたあと、やや回復中。ただしまだ慎重派優勢

来週へのヒント

来週(8月25日〜31日)は、いよいよ「方向性を定めるための値動き」が出てくる可能性が高い

注目すべきポイントは以下の通り:

  • 米経済指標(PCE、GDP改定など)→ 利下げ期待の維持可否
  • ETFへの資金フロー動向 → 投資家の実需確認
  • 117.5Kを超えることができるか?→ トレンド転換の分岐点

チャート上では、EMA200が下支えしている限り、長期的な強気構造は崩れていない。ただし、短期的には押し目完了ではなく、もう一段の調整が来る可能性も十分にある。


投資家へのひと言

今週は「一度叩かれたあとに息を吹き返したけど、また警戒されている相場」。
こういう時こそ、感情的に動かず、根拠を持って小さく仕掛け、大きく拾う準備をしておくのがいいと思う。

長期目線の人にとっては、米国や国家の関与、ETFという構造的な需要が確実に土台を強くしていることは希望材料だよ。


以上で、今週の週刊ビットコインを締めくくるよ。
「来週どうなる?」と迷う中でも、情報を整理していけば見えるものはある。
また来週、一緒に相場を振り返ろう!

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