- はじめに|ステーキングって気になるけど、正直よくわからん
- ステーキングの基礎知識
- ステーキングのメリットとデメリット
- ステーキングの種類と比較
- おすすめのステーキング対応銘柄
- Coincheckのステーキングサービス解説
- DeFiステーキングも少しだけ紹介
- ステーキングと税金の話
- ステーキング vs レンディング vs トレード
- ステーキングを始める手順まとめ
- よくある質問と誤解
- まとめ
はじめに|ステーキングって気になるけど、正直よくわからん
「ビットコインとかイーサリアムとか持ってるだけで“増える”んだよ。」
──最初にこの話を聞いたとき、正直「うそでしょ?」って思った。
仮想通貨って基本は“値上がりを狙って買うもの”だと思ってたから、「ただ持ってるだけで増える」なんて都合のいい話あるわけない、っていうのが本音だった。
でも調べていくうちに、「ステーキング」っていう仕組みを知って、その考えが変わった。
簡単に言うと、仮想通貨を“ロック(預け入れ)”することで、その見返りとして利息みたいな報酬がもらえるっていう仕組み。
銀行の定期預金にちょっと似てるけど、もっとブロックチェーンっぽい仕組みになってる。
僕自身、仮想通貨投資を始めたばかりのころは、ステーキングのことを
- どうやってやるのか
- どこでやるのか
- 本当に安全なのか
- どの通貨が向いてるのか
まったく分かってなかった。
しかもネットで調べても、英語の情報ばかりだったり、取引所の公式説明がむずかしかったりで、頭がごちゃごちゃになったんだよね。
たとえば「ETHのステーキングはロックされる」とか「流動性ステーキングなら出金可能」とか、「ノード?バリデーター?それ何語?」みたいな用語が飛び交ってて、まるで意味不明。
でも時間をかけて少しずつ理解してきたことで、「ああ、これってちゃんと仕組みを知れば、わりとシンプルなんだな」って思えるようになった。
それに最近は、CoincheckとかGMOコインみたいな日本の取引所でもステーキングができるようになってきて、始めるハードルもかなり下がってる。
だから今回は、ステーキングって何か?どう始めるか?おすすめ銘柄や注意点は?っていうのを、できるだけわかりやすくまとめていこうと思う。
この記事を読めば、
- ステーキングの意味と仕組みがスッとわかって、
- 自分に合ったやり方が見えてきて、
- 変な詐欺に引っかかるリスクも減らせる
はず。
利回りだけを見て飛びつくと、けっこう危ないこともあるからね。
僕自身も「このコイン、年利15%!」とかに釣られそうになったことあるし。
「ビットコインはステーキングできるの?」「税金ってどうなるの?」みたいな疑問も含めて、初心者目線で、ひとつひとつ答えていくから安心してね。
それじゃ、まずは「ステーキングってそもそも何?」ってところからいこう。
ステーキングの基礎知識
ステーキングって、つまりどういうこと?
「ステーキング=仮想通貨を預けて利息をもらうこと」──一言で言うとこんな感じ。
もっと正確に言うと、自分の持っている仮想通貨をブロックチェーンの運営に参加させることで報酬がもらえる仕組みのこと。
でもこれだけだと「へえ〜そうなんだ」で終わっちゃうと思うので、もう少し具体的に説明していくね。
PoS(Proof of Stake)って何?
仮想通貨の世界には、「どうやって正しい取引を保証するか(=ブロックを作っていくか)」っていう方法がいくつかあって、その代表的な仕組みがこのPoS(プルーフ・オブ・ステーク)。
たとえば、ビットコインではPoW(プルーフ・オブ・ワーク)っていう仕組みが使われていて、電力を大量に使って計算競争をすることで、取引の正しさを確認してるんだ。
でもPoWって、すごい電気代がかかるし、環境にも悪い。
そこで出てきたのがPoS。
PoSでは「たくさん通貨を持ってる人(≒信頼できる人)」が、次のブロックを作る権利を得やすくなってて、計算競争じゃなくて、資産の保有量が鍵になるんだ。
じゃあ、なんで報酬がもらえるの?
自分の仮想通貨を「ステーキング」すると、それはネットワークの安全を保つために使われる。
ざっくり言うと、「この人が仮想通貨を担保に出してる=悪いことはしないだろう」っていう信用になる。
そうやって貢献してくれてる人に、ブロックチェーンから報酬(新しい通貨や手数料の一部)が分配される仕組みになってる。
いわば、「みんなで安全なネットワークを支えるクラブ活動」みたいな感じ。
参加してくれた人には報酬がある。そんなイメージでOK。
ステーキングできるのはどんな通貨?
ステーキングができるのは、基本的にPoS方式を採用している通貨だけ。
有名どころだとこんな感じ:
- イーサリアム(ETH):PoWからPoSに完全移行済。ステーキング代表格。
- カルダノ(ADA):最初からPoS。ロックなしの手軽さで人気。
- ソラナ(SOL):高性能ブロックチェーン。ステーキング利回り高め。
- ポルカドット(DOT):独自のパラチェーン仕組みあり。
- コスモス(ATOM):他チェーンとの連携性が強いエコシステム。
ちなみに、ビットコイン(BTC)はステーキングできない。なぜならPoW方式だから。
代わりに、BTCを使ったレンディング(貸すことで利息を得る)はあるけど、これはまた別の仕組みになる。
ビットコインはPoW方式なのでステーキングはできないけど、代わりに「レンディング」で運用する方法はあるよ。
▶ ビットコインを貸して稼ぐ?レンディングの仕組みとリスクをやさしく解説
ロック期間ってなに?
ステーキングにはよく「ロック期間」って言葉が出てくる。
これはつまり、「預けてる間は引き出せない(売れない)期間」のこと。
たとえばETHの本家ステーキングでは、解除申請から数日〜数週間かかることもある。
これを知らずに「急に売りたいのに出金できない!」って焦る人もけっこういるから注意。
ただし、最近は「流動性ステーキング」っていう便利な仕組みも出てきてて、ステーキングしててもそれを担保に取引できるようになってる(有名なのはstETHなど)。
利回りはどうやって決まるの?
利回り(=どれくらい増えるか)は通貨によってバラバラ。
報酬は以下のような要素で決まる:
- ステーキングしてる人の数(多いと利回りが下がる)
- ブロックチェーンの発行ルール(インフレ率など)
- 手数料収入の分配比率
- 取引所やサービスごとの手数料
だから「ETHのステーキング年利は5%くらい」と言っても、その数字は固定じゃないし、時期によってけっこう変動する。
中には「年利15%!」みたいな高利回りを謳うプロジェクトもあるけど、そういうのは裏で何かカラクリがあることも多いので、よく調べてから手を出すのが大事。
ステーキング報酬って、いつもらえるの?
これもサービスによって違うけど、
- Coincheckだと毎月1回
- LidoなどDeFi系だと毎日少しずつ反映
みたいにタイミングが違う。
「いつから報酬がもらえるか」「いつ解除できるか」は、あとで紹介する取引所ごとの解説で詳しく書くね。
まとめ:ステーキングの基礎はこういうこと
ここまでをざっくりまとめると:
項目 | 内容 |
---|---|
ステーキングとは | 通貨をロックして報酬をもらう仕組み |
対応通貨 | ETH, ADA, SOL, DOT, ATOMなど(BTCは非対応) |
報酬の理由 | ブロックチェーンへの貢献(ノード参加) |
ロック期間 | 銘柄やサービスによって異なる(即時解除不可も) |
利回り | 変動する。年2〜12%くらいが一般的 |
仕組み自体は意外とシンプル。
でも実際に始めようとすると、どの通貨を選べばいいか?どこでやるのが安全か?みたいなところで迷うんだよね。
ということで、次は「メリットとデメリット」をもう少しリアルに掘り下げていこう。
ステーキングのメリットとデメリット
ステーキングのメリット
1. 持ってるだけで資産が増える
仮想通貨って基本的には「買って値上がりを待つ」というイメージが強いと思うけど、ステーキングを使えばただ保有しているだけで利回りが得られる。
これって、シンプルにうれしい。
たとえば、イーサリアム(ETH)をCoincheckでステーキングすると、年利換算で3〜5%くらいの報酬がつく。
銀行の金利が0.001%とかの時代に、これはわりと魅力的だよね。
2. 長期保有派にピッタリの運用法
僕みたいに「イーサとかADAを5年10年くらいガチホでいいや」と思ってるタイプにとって、ステーキングは相性がいい。
どうせ放置しておくなら、その間に利息がついて増えてくれる方が効率がいいし、「売らずに持ち続ける理由」にもなる。
しかも、取引所によってはステーキングをONにするだけで自動的に運用してくれるところもあるから、初心者でも始めやすい。
3. 複利効果が狙える
ステーキング報酬は、通貨でもらえることが多い。
たとえばETHをステーキングすると、報酬もETHで返ってくる。
だから「増えた分をさらにステーキングする」ことで、時間が経つほど“複利”効果で加速的に増えていくんだ。
いわゆる「雪だるま式」ってやつ。
これが地味に効いてくるのが、ステーキングのいいところ。
ステーキングのデメリット
1. ロック期間がある(=自由に売れない)
ステーキングの最大の弱点はこれ。
通貨をステーキング中は、基本的にロック(拘束)されることが多い。
つまり「価格が下がってきたから売りたい!」と思っても、すぐに売れないことがある。
これはけっこう痛い。
特にETHのように「解除申請から出金まで数日〜数週間かかる」ような場合、暴落中に何もできないリスクがある。
逆に、カルダノ(ADA)のようにロックなしでステーキングできる通貨もあるけど、利回りはやや低めだったりするから一長一短。
2. 価格変動リスクは当然ある
ステーキングで年5%の利回りがもらえるとしても、通貨そのものが-50%の暴落をしたら話にならない。
仮想通貨って値動きが激しいから、「利回りでちょっとずつ増える」よりも「価格でドカンと減る」方がインパクトが大きい。
だからこそ、ステーキングは“資産が減らない”保証ではないってことを、ちゃんと頭に入れておく必要がある。
3. 詐欺やスラッシュのリスクも
DeFiや海外系のサービスを使う場合、「詐欺」や「運営のズル」に遭う可能性もある。
実際、過去には「高利回りを謳ったプロジェクトが、資金を持ち逃げして消えた」なんてケースもあった。
また、PoSの仕組みには「スラッシュ(罰金)」というリスクもある。
これは、自分がステーキングしたノード(バリデーター)が不正行為やミスをした場合に、報酬が減らされたり、預けた通貨が一部失われることがある仕組み。
取引所ステーキングなら、このリスクはある程度吸収されるけど、自分でノードを選ぶタイプのステーキングでは注意が必要。
4. 利回りに騙されるリスク
「年利20%!」とか「毎日配当!」みたいな甘い言葉に惹かれて、よく調べずに飛びつく人は多い。
でも、そんな高利回りは長く続かないし、裏でトークンを大量発行してインフレしてるだけの可能性もある。
現実的には、年利3〜8%くらいのステーキングが妥当。
それ以上は「怪しいか、めちゃくちゃハイリスクか」のどちらかだと思っておいた方がいい。
メリットとデメリットの一覧まとめ
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
報酬 | 持ってるだけで増える | 高利回りほどリスクも高い |
運用 | 自動運用できて手軽 | ロック期間で売却できないことも |
リターン | 複利で長期的に増える | 通貨価格が下がると意味がない |
安全性 | 取引所なら比較的安心 | 詐欺・スラッシュ・海外系の不安あり |
結論:甘すぎず、慎重すぎずがちょうどいい
ステーキングって、「絶対安全・確実に増える投資」ではない。
でも、ちゃんと仕組みを理解して使えば、長期運用の中で「じわじわ効いてくる資産形成ツール」にもなり得る。
僕も最初は「利回りって本当?」って疑ってたけど、今はETHやADAを使って実際にステーキングをしながら、少しずつ増えていくのを楽しんでる。
次の章では、「ステーキングの種類と選び方」について詳しく紹介するよ。
「どこでやるのが安全?」「取引所とDeFiって何が違う?」って疑問を、ここでしっかり整理しよう。
ステーキングの種類と比較
ステーキングって、実はいろんなやり方がある
「ステーキング」と一言で言っても、実際にはいくつかのやり方がある。
大きく分けるとこの3つ:
- 取引所ステーキング(中央集権型)
- DeFiステーキング(分散型)
- ノード運営型(ガチ勢向け)
それぞれ、始めやすさ・報酬・リスクのバランスがまったく違うから、ここでいったん整理しておこう。
① 取引所ステーキング|初心者におすすめ
いちばん手軽なのが、Coincheck・GMOコイン・bitFlyerなどの国内取引所が提供しているステーキングサービスを使う方法。
やることは超シンプルで、
- 対応している通貨を買って
- ステーキングをONにする(もしくは自動で適用)
これだけ。
たとえばCoincheckでは、イーサリアム(ETH)を買っておけば、自動的にステーキング対象になる。面倒な手続きや技術的な設定は一切いらない。
メリット
- 日本語対応で安心
- 操作が簡単で、仮想通貨初心者でも始めやすい
- セキュリティは取引所が管理してくれる
デメリット
- 手数料が取られる(=利回りはやや低め)
- 出金制限やロック期間があることも
② DeFiステーキング|中級者〜上級者向け
「取引所を通さず、直接ブロックチェーンとやり取りするステーキング」がDeFi(分散型金融)ステーキング。
代表的なプロジェクトは以下のようなもの:
- Lido(リド):ETHを預けるとstETHというトークンをもらえる
- Rocket Pool:ETHの分散型ステーキングサービス
- Osmosis:Cosmos系チェーンでの流動性ステーキングが可能
このタイプのステーキングでは、自分のウォレット(例:MetaMaskなど)を使って、直接プロトコルとやり取りする。
メリット
- 手数料が少なく、利回りが比較的高い
- 自分で資産を管理できる(中央の管理者がいない)
- 場合によっては報酬が毎日得られる
デメリット
- 英語のUIが多く、初心者にはハードルが高い
- スマートコントラクトのバグやハッキングのリスク
- MetaMask接続やウォレット操作の知識が必要
③ ノード運営型|完全上級者向け
「自分でバリデーター(=ブロックチェーンの運営者)になる」っていうガチな方法もある。
これは自前でサーバーを用意してノードを立てる必要があり、めちゃくちゃ本気でやる人向け。
たとえば、イーサリアムを自分でステーキングするには、
- 32ETH以上の保有
- ノードサーバーの構築・運用スキル
- 常時オンライン環境
が必要になる。
一方で、得られる報酬は最大化できるし、ステーキングサービスに手数料を取られないというメリットがある。
メリット
- 本来のフル報酬が得られる(高利回り)
- ブロックチェーンのガチ参加者として運営に貢献できる
- 仲間内で共同運営もできる(プール型)
デメリット
- 技術力がかなり必要(Linux、CLI、VPSなど)
- 常時稼働させるためのインフラコスト
- ノードが不安定だとスラッシュ(罰金)のリスクも
3つのステーキング方式を比較してみよう
項目 | 取引所ステーキング | DeFiステーキング | ノード運営型 |
---|---|---|---|
難易度 | ★☆☆☆☆(超かんたん) | ★★★☆☆(やや難) | ★★★★★(プロ向け) |
利回り | 中(年利2〜5%) | 中〜高(年利4〜8%) | 高(年利4〜10%以上) |
セキュリティ | 高(運営元に依存) | 中(自己管理が基本) | 自己責任100% |
対応通貨数 | 少なめ | 多め | ETHやATOMなど限定 |
日本語対応 | ○ | ×(英語メイン) | ×(完全英語・技術用語) |
向いてる人 | 初心者・放置運用派 | 中級者・DeFi経験者 | 技術に強いガチ勢 |
結論:ほとんどの人は「取引所ステーキング」でOK
ここまで3つのステーキング方法を紹介してきたけど、初心者や副業レベルの投資家なら、まずは取引所ステーキングから始めるのが無難。
特に、コインチェックやGMOコインなどの国内取引所を使えば、
- 日本語で操作できる
- セキュリティも比較的安心
- スマホだけでも完結できる
と、ハードルがかなり低い。
「もっと利回りを狙いたい!」とか「自分で運用したい!」と思ったら、そのときにDeFiステーキングやノード運営を検討すればいい。
まずは「失敗しない範囲で小さく始める」こと。これがステーキングで後悔しないための第一歩だと僕は思ってる。
おすすめのステーキング対応銘柄
ステーキングできる通貨って、結局どれがいいの?
ステーキングに興味を持った人が、次に悩むのがこれだと思う。
「で、どの通貨でやるのがいいの?」
実はステーキングできる通貨はかなり増えてて、選び放題なんだけど、そのぶん迷いやすい。
だから今回は、僕自身も調べたり使ったりしてわかったおすすめ銘柄TOP5を、初心者向けにわかりやすく紹介する。
おすすめステーキング銘柄 TOP5(国内取引所対応中心)
順位 | 銘柄名 | 年利目安 | 特徴 | 初心者向け度 |
---|---|---|---|---|
1位 | ETH | 3〜5% | 最大手のブロックチェーン。安定性・将来性ともに◎ | ◎ |
2位 | ADA | 3〜5% | ロック期間なし。日本でも人気で初心者向け | ◎ |
3位 | SOL | 6〜8% | 処理速度No.1の高性能チェーン。利回り高め | ○ |
4位 | ATOM | 10%以上 | Cosmosエコシステム中核。報酬高めだがクセも強い | △ |
5位 | DOT | 12%前後 | パラチェーン入札型でリターン大。中級者向け | △ |
【第1位】イーサリアム(ETH)|ステーキングの王道
特徴
- ステーキングの代名詞的存在
- 2022年のアップグレード(The Merge)でPoSに完全移行
- DeFiやNFTなど、すべての土台になっている通貨
利回りと注意点
- 年利は3〜5%前後(時期によって変動)
- ロック解除には最大数日〜数週間かかる
- 流動性ステーキング(stETHなど)を使えば即時解除も可能
対応サービス例
- Coincheck(自動ステーキング)
- Lido(流動性ステーキング)
初心者にとっての魅力:
圧倒的な安心感と、取引所でも簡単に始められる手軽さ。
【第2位】カルダノ(ADA)|ロックなし&コミュニティ強め
特徴
- 創業者はイーサリアム開発者の一人
- 自社開発のプルーフ(Ouroboros)を採用
- コミュニティが強く、熱量も高い
利回りと注意点
- 年利は約3〜5%
- ステーキング中でも自由に売買可能(ロックなし!)
- ステーキングプールを自分で選ぶ必要あり(←ちょっとだけ難しい)
対応サービス例
- Daedalusウォレット/Yoroiウォレットなど
- 国内取引所では対応少なめ(GMOで販売されているが、ステーキング機能は外部ウォレットが必要)
初心者にとっての魅力:
「ロックされない」安心感は大きい。初めてでも精神的に楽。
【第3位】ソラナ(SOL)|利回り高めのスピード系チェーン
特徴
- 「イーサリアムより速い」ブロックチェーン
- DeFi・NFT・ゲームなど幅広く対応
- VCからの資金流入も多く、成長性は高い
利回りと注意点
- 年利6〜8%程度
- ネットワークの停止やダウンなど不安定な面もある
- 専用ウォレット(Phantomなど)でのステーキングが基本
初心者にとっての魅力:
利回りの高さは魅力。でも信頼性に若干クセがあるので少額からの運用が◎。
【第4位】コスモス(ATOM)|報酬は高いけど中級者向け
特徴
- 「ブロックチェーンのインターネット」を目指すCosmosの中核通貨
- 相互運用性に強く、他チェーンとの接続が可能
利回りと注意点
- 年利10〜15%と高め(報酬の半分は再ステーキングされる設計)
- ステーキング報酬は原則ATOMで支給
- 自分でバリデーターを選んで委任する形式(多少の知識が必要)
初心者にとっての魅力:
報酬の高さは魅力だけど、ちょっと仕組みが複雑なので、一歩踏み込んで勉強したい人向け。
【第5位】ポルカドット(DOT)|高利回りだけどクセあり
特徴
- パラチェーン(個別チェーン)を接続する中核ネットワーク
- 銘柄としての将来性は面白いが、独自設計で癖が強い
利回りと注意点
- 年利は10〜14%とかなり高め
- パラチェーン入札によるステーキング形式(やや複雑)
- ロック期間が長め(数週間〜数ヶ月)
初心者にとっての魅力:
利回りはピカイチ。でも理解が必要な“中級者コイン”。慣れてきたらチャレンジするのもアリ。
銘柄選びのポイントは「利回り × 信頼性 × 継続性」
仮想通貨のステーキングでは、「利回りが高い=良い」ではない。
むしろ、安定性・流動性・取引所での扱いやすさを考えた方が失敗しにくい。
初心者なら、まずはこのどれかを選ぶのが安心:
- ETH(CoincheckでOK)
- ADA(ロックなしで安心)
- SOL(少額で利回り狙い)
まとめ:ステーキング銘柄は“使いやすさ”で選ぼう
最終的には、自分の投資スタイルや保有状況で決めればOKだけど、「どれにするか迷って何も始められない」のが一番もったいない。
だから、初心者ならETHから始めて、慣れてきたらSOLやATOMに手を広げるくらいの感覚でOK。
次は、実際にステーキングできるサービスの中でも特に使いやすい「Coincheck(コインチェック)」のやり方を、画面操作っぽく解説していくよ。
Coincheckのステーキングサービス解説
Coincheckでもステーキングできるって知ってた?
ステーキングって聞くと「難しそう」「海外のサービスしかなさそう」って思いがちだけど、実はCoincheck(コインチェック)でも超カンタンにできる。
しかも、国内取引所の中では珍しく、ETH(イーサリアム)のステーキングに対応してる。
ここでは、Coincheckを使ってステーキングする流れと、注意点、他の取引所との違いもまとめて紹介するね。
Coincheckステーキングの特徴まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
対応銘柄 | ETH(2025年5月現在) |
利回り | 年利3〜5%前後(変動制) |
ステーキング方法 | 自動(ONにすればOK) |
ロック期間 | あり(約24〜96時間の間隔で報酬計算) |
報酬受取 | 毎月中旬頃に付与 |
手数料 | 明示されていないが、報酬に含まれて調整済み |
実際の手順|CoincheckでETHステーキングを始めるには?
ステップバイステップで見てみよう。
STEP1|Coincheckに口座を開設・本人確認
まずはコインチェックの公式サイトから無料登録。
本人確認(顔写真+身分証)を済ませると、1〜2営業日で口座開設完了。
登録方法が不安な人は、こちらのガイドで詳しく解説してるよ
▶ コインチェックの始め方|口座開設から購入までやさしく解説
STEP2|ETHを購入する
取引所 or 販売所でイーサリアム(ETH)を購入。
(初心者は販売所の方が操作が簡単だけど、手数料は少し高め)
STEP3|ステーキング設定をONにする
「ETHステーキング」のメニューがあるので、そこから利用規約に同意してONにするだけ。
あとは自動的にステーキングされ、報酬が発生していく。
STEP4|報酬の確認
毎月中旬ごろ、コインチェックの「ステーキング報酬」欄に報酬が反映される。
金額はETH建てで表示され、手数料は報酬に含まれて控除されている形。
利用する際の注意点
ETHを売却・出金するには、ステーキングを一度解除する必要がある
つまり、完全に自由に動かせる状態じゃないということ。
急落時にすぐ逃げたい人には少しストレスになるかも。
手数料や年利は固定ではない
コインチェックでは報酬率や計算方法が時期によって変わるので、「年利◯%確約」ではないことに注意。
他の国内取引所と比べてどう?
ETHをステーキングしたいならCoincheck一択。
一方で、ADAやDOTをやりたい人はGMOコインも選択肢に入る。
実際に使ってみた感想(リアル体験)
僕も実際にコインチェックでETHステーキングをやってみたけど、「え、これだけでいいの?」って感じだった。
自分でバリデーター選ぶ必要もないし、MetaMaskとかも不要。完全に“預けておくだけ”感覚。
報酬も毎月少しずつ増えてて、「放置してるだけでETHがちょっとずつ増えていく」この感じは、なかなかクセになる。
まとめ:迷ったらまずCoincheckから始めよう
ステーキングを始めたいけど、どの取引所を使えばいいか分からない人には、コインチェックがかなりおすすめ。
理由はシンプルで、
- 日本語&スマホ対応で使いやすい
- ETHという信頼性の高い通貨でできる
- 操作がめちゃくちゃ簡単
から。
もちろん、ステーキングにはリスクもあるけど、「よく分からないまま海外ウォレットでミスる」よりは、まず国内で安全に始めてみる方が確実。
次の章では、「ステーキングのリスク管理と注意点」について、もう少し深掘りしていこう。
「やってはいけないこと」「失敗しないための考え方」をリアルに紹介するよ。
DeFiステーキングも少しだけ紹介
ステーキングの“次のステージ”がDeFiにある
ここまで紹介してきた「取引所ステーキング」は、初心者にもやさしくて使いやすい。
でも、もっと利回りを狙いたい人や、ブロックチェーンを直接使ってみたい人には、「DeFiステーキング」も選択肢に入ってくる。
DeFi(Decentralized Finance=分散型金融)は、取引所や銀行のような“中央管理者”を使わず、スマートコントラクト(自動プログラム)で金融サービスを提供する仕組みのこと。
その中で、「ステーキング」の進化形とも言える運用法もいくつか登場してきてる。
代表的なDeFiステーキングサービス
Lido(リド)|一番有名な流動性ステーキング
Lidoは、イーサリアムのステーキングを「ロックなし」で実現する仕組み。
預けたETHの代わりに「stETH」というトークンがもらえて、それをDeFi上で自由に動かせるのが特徴。
「預けて利息をもらいながら、それを担保に別の運用もできる」という“二刀流”スタイル。
・利回り:4〜5%前後
・メリット:いつでもstETHを売れる=実質ロックなし
・デメリット:ETHとの価格乖離リスク(stETHはETHと完全には1:1ではない)
Rocket Pool|分散性の高いステーキング
Rocket Poolは、誰でもバリデーターになれるETHステーキングサービス。
32ETHを持ってない人でも、わずかなETHから参加可能。
Lidoより分散されていて、中央集権的にならないのがウリ。
・利回り:3〜4%前後+RPL(独自トークン)報酬
・メリット:より分散性の高いネットワーク
・デメリット:Lidoよりやや複雑、英語UIが多い
EigenLayer(アイゲンレイヤー)|“再ステーキング”という新概念
2024年〜2025年にかけて急成長中なのがこのEigenLayer(アイゲンレイヤー)。
特徴は「再ステーキング(Restaking)」。
- すでにステーキング済みのETHやstETHを、さらに別のセキュリティ提供に再利用して追加報酬を得る
という“利回りの二重取り”的な仕組み。
まだ本格稼働中とは言い難いけど、エアドロップ目当てで資金が集まってる今、注目されてるDeFiの一つ。
・利回り:案件ごとに異なる(流動的)
・リスク:セキュリティ提供先の信頼性次第
・注意点:ハッキング時は元本が減る可能性も
DeFiステーキングのメリットとデメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
利回り | 高め(5〜10%以上も) | 変動・不安定 |
自由度 | 自己管理で自由に出金可 | ウォレット紛失・操作ミスに注意 |
プロジェクト数 | 多数(選択肢が豊富) | 詐欺・偽サイトも多い |
言語 | 英語ベースが多い | 慣れないと難しい |
DeFiステーキングは“余裕資金”で
DeFiステーキングは、うまく使えば高利回りが狙えるけど、自己責任の世界。
操作ミスやハッキング、スマートコントラクトのバグで資金が消えるリスクもゼロじゃない。
メインは取引所でのステーキングで、DeFiは「遊び枠」や「エアドロ狙い」くらいがちょうどいいと思ってる。
ステーキングと税金の話
ステーキング報酬にも税金はかかる
「ステーキングでETHがちょっと増えた!ラッキー!」
──って思ってるだけだと、あとから税務署から通知が来るかも。
結論から言うと、
ステーキングで得た報酬には、ちゃんと税金がかかる。
これ、意外と知られてないけど超大事なポイントだから、ここでしっかり確認しておこう。
どんな税金がかかるの?
日本では、仮想通貨に関する利益は基本的に「雑所得(総合課税)」として扱われる。
つまり、
- ステーキング報酬の受け取り
- 仮想通貨の売却益
- 仮想通貨同士の交換(例:ETH → USDT)
など、利益が出た時点で課税対象になる。
ステーキング報酬は“もらった時点の価格”で課税される
これがややこしいところ。
たとえば:
- 5月1日にETHをステーキングして、
- 5月31日に報酬として「0.01ETH(時価=5万円相当)」がもらえた場合
この0.01ETHは、たとえまだ売っていなくても、「5月31日時点で5万円の収入があった」とみなされる。
そして、この5万円に対して雑所得として課税されるわけ。
注意点:
- 受け取り時点の「日本円換算額」をちゃんと記録しておかないと、あとで計算不能になる
- 仮想通貨のまま保有し続けていても課税される(売ってなくても)
どれくらいの税率になるの?
仮想通貨の雑所得は、他の所得と合算して総合課税になる。
つまり、給与や副業収入と合わせた年収に応じて、5%〜最大55%の税率が適用される。
所得額(年収) | 税率(住民税含む) |
---|---|
〜195万円 | 約15% |
〜330万円 | 約20% |
〜695万円 | 約30% |
〜900万円 | 約33% |
〜1,800万円 | 約43% |
それ以上 | 約50〜55% |
つまり:
本業の給与がある人ほど、ステーキング報酬にも高い税率がかかる可能性がある。
税金の申告は必要?いつやるの?
原則として、ステーキング報酬を得て年間20万円以上の雑所得がある人は、確定申告が必要になる。
20万円以下でも申告すべきケースはある(住民税の関係など)ので、油断は禁物。
確定申告の時期:
- 毎年 2月中旬〜3月中旬
- ステーキング報酬は「雑所得」として記入
ステーキング税金の管理には「ツール」が必須
手動で全部計算するのはかなり大変なので、損益計算ツールを使うのが圧倒的におすすめ。
代表的なサービス:
- Cryptact(クリプタクト)
→ 国内対応・取引所の自動取り込みあり。初心者でも使いやすい。 - Gtax(ジータックス)
→ 海外取引所・DeFiも幅広くカバー。
こういったサービスを使えば、
- ステーキング報酬の受け取り日と金額
- 通貨の売買損益
- 年間合計の雑所得
などを自動で整理・計算してくれる。
僕の失敗談:記録を残してなくて焦った話
僕自身、最初のころは「ステーキング報酬なんて少額だし、別に記録いらんやろ」と思ってた。
でも実際、ETHの価格が急騰して、
報酬としてもらったETH(当時1万円相当)が1.2万円くらいになってた
ってことがあって、「え、いつもらったっけ?」「当時の価格っていくらだった?」と、完全に記憶が飛んでた。
結果、あとから慌てて取引履歴を掘り返す羽目に…。
教訓
「報酬をもらった日」と「そのときの円換算額」は、必ず記録しておく!
リアルな僕の失敗談はこちら
▶ 仮想通貨の税金で詰みかけた僕が「クリプタクト」で救われた話
まとめ:税金を知らないと、利益が“消える”ことも
ステーキングは資産が増える手段だけど、税金を正しく理解してないと、せっかくの利益が“手元に残らない”ということもあり得る。
だから、最初から「税金のことも考えて動く」意識が超重要。
次の章では、「ステーキング vs レンディング vs トレード」という形で、他の仮想通貨運用法との違いを比較していくよ。
ステーキング vs レンディング vs トレード
仮想通貨の運用方法って、いろいろあるけど…
仮想通貨を持ってると、いろんな選択肢が出てくる。
- ステーキング(預けて増やす)
- レンディング(貸して増やす)
- トレード(売買して利益を狙う)
どれもそれぞれに特徴があって、「これが正解!」っていうのは人によって違う。
この章では、それぞれの違いや向いてるタイプを整理して、「自分はどれでいこう?」って判断するための材料をまとめてみたよ。
比較表|3つの運用方法を一気に見てみよう
項目 | ステーキング | レンディング | トレード |
---|---|---|---|
利回り | 年利2〜8%(変動あり) | 年利1〜5%前後(安定型) | 利益も損失も青天井 |
リスク | ロック中に価格下落/スラッシュ | 返済トラブル/貸倒リスク | 短期変動による損失リスク |
難易度 | 低(設定すれば放置でOK) | 低(ただ預けるだけ) | 高(分析・知識・メンタル必要) |
運用の手間 | 少ない(自動) | さらに少ない(放置OK) | 毎日チェック必要 |
向いてる人 | 長期保有派/リスク管理重視 | 安定志向/「減らしたくない」派 | ガンガン回したいアクティブ派 |
難点・注意点 | ロックあり/詐欺注意 | 利回り低め/サービス終了リスク | メンタル削られる/中毒性あり |
それぞれ、もう少し深掘りしてみる
ステーキング:ゆるく増やしたい人向け
- 通貨を預けておくだけで報酬がもらえる
- 複利でじわじわ増えていく
- 「売らない前提」で長期目線の人には最適
- リスク管理が甘いと、暴落時にロックされてて売れないことも
→ 僕はETHをメインにステーキングしてるけど、価格を気にしすぎずに「ほったらかしで増える」のがいい。
レンディング:より低リスク・安定志向派
- 自分の仮想通貨を誰かに“貸して”、利息をもらう仕組み
- コインチェックやbitbankなど、国内取引所でもサービスあり
- ロック期間中も価格下落リスクはあるが、スラッシュなどの技術的リスクはない
- 年利は1〜3%が中心で、やや控えめ
→ 「減らしたくない」「でも何もしないのはもったいない」って人にはちょうどいい。
トレード:リターン重視・時間もかけられる人向け
- 安く買って、高く売る。王道スタイル
- 稼げるときは本当に大きいが、そのぶんリスクもでかい
- チャート分析・ニュースチェック・売買タイミングの判断が必要
- 「感情に振り回されやすい」「ついナンピンしがち」って人は注意
→ 僕も昔FXでトレードやってたけど、やっぱり気が休まらないんよね…。
今はBTCを基本ホールド+一部運用に落ち着いてる。
結論:自分の性格・目標・時間に合わせて選ぼう
運用方法って、人によって合う・合わないがけっこうある。
タイプ | 向いてる運用方法 |
---|---|
放置で資産を育てたい | ステーキング or レンディング |
少しでも着実に増やしたい | レンディング |
利益を最大化したい・時間がある | トレード |
トレードに疲れた/負けた経験がある | ステーキングへの切り替えも◎ |
ステーキングを始める手順まとめ
ここまで読んできて、「よし、やってみようかな」と思ったら
お疲れさま!
ここまでで「ステーキングって何?」「どんな種類があるの?」という疑問はだいぶクリアになってきたと思う。
でも実際にやるとなると、「どうやって始めるの?」って部分が一番ネックになったりする。
だからここでは、取引所ステーキング(特にコインチェック)を例に、ステーキングを始めるまでの流れをわかりやすく整理していくね。
ステーキング開始までの5ステップ
STEP①:仮想通貨取引所に口座を開設する
まずは、ステーキングに対応している取引所に口座を作ろう。
初心者におすすめなのはコインチェック。
理由は:
- ETHステーキング対応
- 日本語でサポート充実
- アプリがシンプルで使いやすい
登録に必要なのは「メールアドレス・本人確認書類・スマホ」だけ。
最短即日で口座開設できるよ。
STEP②:対応している仮想通貨を購入する
ETH、ADA、SOLなど、ステーキング対象の仮想通貨を購入する。
コインチェックの場合、ETH(イーサリアム)を買えばOK。
販売所で買ったほうが金額を入力するだけなので簡単、ただちょっとだけ割高なので余裕がある人は取引所機能も検討してみて。
STEP③:ステーキングをONにする
コインチェックでは、ETHを保有したら「ステーキングサービス」を有効にする設定がある。
- メニューから「ステーキング」→「利用開始」をタップ
- 利用規約に同意してONにするだけ
これで、あとは放置で自動的に報酬が貯まっていく仕組み。
STEP④:報酬をチェックする
報酬は毎月中旬ごろに自動で反映される。
コインチェックアプリ内の「ステーキング報酬」欄で確認可能。
ETHの数量が少しずつ増えていくのを見てると、けっこうテンション上がる。
STEP⑤:必要に応じて解除・売却もできる
「やっぱり売りたい」「ロックが気になる」と思ったら、ステーキングを解除することもできる。
ただし、ETHの解除には時間がかかる(数日〜最大数週間)ので、早めに申請しておくのがコツ。
事前に準備しておくと安心なこと
- 利用取引所のステーキング対応銘柄をチェック(ETHが無難)
- 受け取り報酬と価格の記録方法(税金対策として)
- 長期保有が前提なので、焦って売らなくていい資金で始める
まとめ:ステーキングは「最初の一歩」が一番むずかしい
実際、ステーキングってやってみると「え、もうこれでいいの?」ってなるくらい簡単。
でも、「よくわからん」「失敗しそう」と思って手を出さないまま数ヶ月…という人も多い。
だから、まずは小さく始めることが大事。
たとえば:
- コインチェックで1万円分だけETHを買って
- ステーキングONにして1ヶ月様子を見てみる
これだけでも「仮想通貨でお金が増える」っていう感覚がつかめてくる。
よくある質問と誤解
Q. ビットコイン(BTC)でもステーキングできるの?
A. できません。
ビットコインは「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」という仕組みを使っていて、ステーキング対象外です。
代わりに、「レンディング(貸す)」という形でBTCを運用するサービスはあります。
Q. ステーキング報酬は何でもらえるの?
A. 原則、その通貨自体でもらえます。
- ETHをステーキングすると報酬もETH
- ADAならADA
- DOTならDOT
この“もらった報酬”が、あとで雑所得として課税対象になるので、記録は忘れずに。
Q. ステーキングの利回りはずっと同じ?
A. 変動します。
ステーキングの利回りは、
- ネットワーク全体の参加者数
- 通貨の発行ルール
- 手数料収益の変動
などによって日々変わるものです。
「今は年利5%でも、来月には3%に下がる」なんてことも普通にあります。
Q. ステーキングって難しい英語とか必要?
A. 国内取引所ならほぼ日本語で完結します。
コインチェックやGMOコインのステーキングは、日本語UIで完結するので安心。
一方、LidoやRocket PoolなどのDeFi系は英語&専門用語が多めなので、やや中級者向け。
まとめ
ステーキングをこれから始めるあなたへ
「仮想通貨をステーキングで増やす」って、一見すごく未来的な話に思えるかもしれない。
でも実際は、ほんの数クリックで始められる超現実的な運用方法だったりする。
もちろん、リスクもゼロじゃない。
ロック中の価格下落、怪しいサービス、税金トラブル…ちゃんと知っておかないといけないこともある。
でも、この記事でひとつずつクリアにしてきたから、もう大丈夫なはず。
僕がこのステーキングに出会って一番よかったのは、
「何もしなくても、少しずつ“増えていく”仕組みを手に入れたこと」
たとえば月に数千円でも、
それが年に1万円、5年で5万円、10年で10万円…と考えると、けっこう大きい。
将来のために「今から育てておく」っていう感覚。
そんなゆるい運用スタイルが、僕にはちょうど合ってた。
あなたももし、「仮想通貨をただ持ってるだけで終わらせたくない」と思ってるなら、
まずは1万円分でもいいから、コインチェックでETHをステーキングしてみてほしい。
何かが少しだけ、変わり始めるから。
最後まで読んでくれてありがとう!
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他にも仮想通貨に関する初心者向けの解説記事をたくさん書いているので、よかったらあわせて読んでみてください。
他にも、仮想通貨運用をもっと広く知りたい人におすすめ
▶ ビットコインを貸して稼ぐ?レンディングの仕組みとリスクをやさしく解説
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