はじめに|「ビットコイン、なんで今こんなに動いてるの?」って思ったことない?
こんにちは、あおにーとです。
ビットコインとかイーサリアムって、24時間ずーっと動いてるよね。 でも、たまに「今日はやたら動くな…」って日がある。しかも急にドカンと。
僕も昔は「え、なに?誰か大口が動いた?」とか思ってたんだけど、 実はそういう日って、たいてい“経済指標”っていうニュースが出てる日なんだ。
特にアメリカの経済指標が発表されたタイミングって、仮想通貨市場もめちゃくちゃ反応する。 今回の記事では、そういう「値動きのきっかけ」になる指標たちを、昔の自分向けにやさしくまとめていくよ。
経済指標ってなに?ざっくり言うと「景気の通知表」みたいなやつ。
経済指標ってどう使うの?
価格が動く“きっかけ”として見るのが基本だよ。
投資家が注目する理由
値動きの「理由」を理解することで、納得感のある投資判断ができるようになる。
経済指標っていうのは、国が「今の経済こんな感じですー」って出す数字のこと。
たとえば、
- 物の値段どれくらい上がってるか(CPI)
- 利上げするかどうかを決める会議(FOMC)
- 働いてる人が増えてるのか減ってるのか(雇用統計)
──こういう情報が発表されて、それを見た投資家たちが「買い」だ「売り」だって動く。 だから仮想通貨もつられて価格が動くってわけ。
特に「インフレ」「金利」系の指標は、ビットコインに直結しやすいよ。
仮想通貨に影響する主な経済指標まとめ
指標名 | 一言でいうと | ビットコインへの影響度 |
---|---|---|
CPI(消費者物価指数) | 物価が上がってるか | めちゃ高い! |
FOMC(連邦公開市場委員会) | アメリカの金利が決まる会議 | 超重要! |
雇用統計(NFP) | 景気いいか悪いかの目安 | けっこう影響大 |
PCE(個人消費支出) | FRBが重視するインフレ指標 | 中〜高め |
GDP | 経済の成長スピード | まぁまぁ見る |
小売売上高 | アメリカ人どれだけ買い物してるか | 中くらい |
ISM製造業指数 | 工場とかの景気 | 補助的な目安 |
政策金利(FF金利) | 実際に利上げ/利下げされたか | 激重要 |
米国債利回り | 債券人気と仮想通貨は逆の動きしがち | 中程度 |
金・原油価格 | インフレや不安感の指標として使われる | 補足的 |
地政学リスク | 戦争とか国際ニュース | 場合によっては超影響大 |
次は、よく聞く3つの経済指標を注目して見ていくよ。
1. CPI(消費者物価指数)|インフレのバロメーター
CPIとは?
物価の上昇を測る代表的な指標で、インフレ判断に使われる。
CPIが仮想通貨に与える影響
CPIが高い=利上げ懸念=BTCにはマイナス。CPIが鈍化=利下げ期待=BTCにプラスの傾向。
CPIの注目ポイント
CPIは「物価がどれくらい上がってるか」を表す指標。 簡単にいうと、スーパーの値札がどれくらい高くなったかを数字にしたやつ。たとえば、食品、家賃、交通費、医療費などいろんな生活必需品が含まれてるよ。
CPIが高い=インフレしてる=アメリカが利上げするかも=ビットコイン下がる。 逆に、CPIが下がった=インフレ落ち着いた=利下げくるかも=ビットコイン上がる、みたいな流れになりやすい。
【注目ポイント】
- 毎月第2週くらいに発表される(米労働省)
- 「前年比」「前月比」「コアCPI(食品・エネルギー除く)」の3つが大事
▶ もっと詳しく知りたい人はこちら:
→ [【初心者向け】CPI(消費者物価指数)とは?仮想通貨との関係をやさしく解説(準備中)]
▼ CPIを意識してビットコインを買うなら、まずは口座開設!
経済指標が発表された瞬間に価格が動くこともあるから、事前に“買える状態”にしておくのが大事。
※CPIの発表スケジュールは 米国労働統計局(BLS)の公式サイト でも確認できるよ。
2. FOMC(連邦公開市場委員会)|利上げ・利下げが決まる日
FOMCとは?
FRBが金利をどうするか決める会議。政策金利の方向性を左右する。
FOMCが仮想通貨に与える影響
「利上げ=ビットコイン下落」「利下げ期待=ビットコイン上昇」など、金融政策と連動しやすい。
FOMCの注目ポイント
FOMCは、アメリカの中央銀行(FRB)が「金利を上げる?下げる?」を決める会議。 年に8回あって、ここでの発表内容次第でビットコインが大きく動く。
「0.25%の利上げが発表された」とか「今後も高金利を維持する」とか、そういう文言だけで何万円も動く。
【注目ポイント】
- 年8回。日本時間だと夜中の3時くらいに発表
- パウエル議長の発言内容も注目される
- 発表前後はビットコイン市場がピリピリしやすい
▶ FOMCの動きがビットコインにどう影響するか?
→ [【徹底解説】FOMCとは?仮想通貨投資家が注目する理由(準備中)]
3. 雇用統計(NFP)|アメリカの働き方チェックデー
雇用統計とは?
アメリカの非農業部門雇用者数、失業率、平均時給などを発表する重要な指標。
雇用統計が仮想通貨に与える影響
雇用が強ければ利上げ懸念=BTCにマイナス、弱ければ利下げ期待=BTCにプラス。
雇用統計の注目ポイント
NFP=Non-Farm Payrolls(非農業部門雇用者数)の略。 ようは、アメリカでどれだけの人が働いてるか、失業率はどうか、ってデータ。
景気がいいと雇用者数が増える→利上げの可能性→ビットコインにはマイナス材料。 逆に、雇用が弱いと「もう利上げできないかも」となってビットコインにプラス。
【注目ポイント】
- 毎月第1金曜 21:30(日本時間)に発表
- 「予想」とのギャップでめっちゃ動く
- 雇用者数・失業率・平均時給の3点セット
▶ 雇用統計と仮想通貨の関係をもっと詳しく見る
→ [【初心者OK】NFP(雇用統計)って何?BTCとの関係をわかりやすく解説(準備中)]
他にもある!知っておきたい経済指標ざっくり紹介
- PCE:FRBが重視してるインフレ指標。CPIより注目度高いときもある。
- GDP:経済の成長率。2四半期連続マイナスだと景気後退(リセッション)扱い。
- 小売売上高:アメリカ人がどれだけお金使ってるか。消費=景気の基本。
- ISM製造業指数:50を上回れば景気がいいとされる。地味だけど重要。
- 米国債利回り:金利が高いと、リスク取らずに国債買ったほうがマシってなる→ビットコイン売られがち。
- 金・原油価格:インフレや戦争リスクに敏感。仮想通貨と逆に動くことも。
- 地政学リスク:戦争・災害・テロ。突発的な下落要因になる。
ビットコインが特に動きやすい日まとめ
- CPI発表日(毎月第2水曜あたり)
- FOMC開催日(年8回)
- 雇用統計の日(毎月第1金曜)
- パウエル議長の会見日
- FRB高官の講演や発言がある日
このへんは、毎月カレンダーにメモっておくと、ビットコインの急変にビビらなくてすむよ。
▼ いつ買うか迷ったら、まずは“買える状態”を作ろう
経済指標を見ながら行動するには、すぐに動ける準備が大事。
→ 【2025年版】初心者におすすめの仮想通貨取引所ランキング|リアルな比較と選び方ガイド
経済指標を知ってると、仮想通貨の世界がもっとわかってくる
昔の俺は、「なんで今日はビットコイン落ちてんだ…」って日があると、理由もわからず不安になってた。
でも、経済指標を知ってからは「CPIが強かったからか」「FOMCでタカ派だったからだな」って納得できるようになったんだよね。
それってめちゃくちゃ大事で、納得感があると、焦って売ったり、意味もなく買ったりしなくなる。
おわりに|まずは3つだけ覚えればOK
最初に押さえるべき3つの指標
CPI・FOMC・雇用統計の3つだけで、相場の「なぜ?」がだいぶ見えるようになる。
一歩先に進むために
ニュースやXを追うだけじゃなく、経済カレンダーで発表日を意識していこう。
全部いきなり覚える必要なんてないよ。 まずはこの3つだけでOK:
- CPI(インフレ)
- FOMC(金利)
- 雇用統計(景気)
だから、まずはニュースや経済カレンダーに注目してみよう。この3つを追えるようになったら、仮想通貨の値動きに理由が見えるようになるし、 X(Twitter)で飛び交ってる「CPI強かったな」「ハト派だった」みたいな話もわかるようになる。
それだけで、初心者卒業に一歩近づけるはず。
個別の指標については、今後もっとわかりやすく解説した記事も書いていく予定。
気になったらそっちもぜひ読んでみてね!
▼ 経済指標を意識しながら投資するなら、まずは行動!
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